概要
EP7から登場。EP7での探偵役でもある。
天界に拠点を置く赦執行機関“SSVD”所属の異端審問官。
階級は一等大司教。
通り名は、“二十の楔のライト”あるいは、“魔術師狩りのライト”。愛称は『ウィル』。
口癖は「理解しようとするな。頭痛にならァ」
『ヴァン・ダイン二十則』なる二十種類の掟を使用し異端審問を行う。
推理小説の三本柱「ハウダニット(トリック)」「フーダニット(犯人)」「ホワイダニット(動機)」の中で、ホワイダニットを一番重視するという考え方を持つ。
ある理由からSSVDに辞表を提出していたが、ベルンカステルにより探偵役を強要され『登場人物』に抜擢された経緯を持つ。
本人はそれに対して一切の不満を漏らすことなく、審問官として淡々と職務を全うする所存のようだ。
EP7発売前の肖像画においては、頭頂部から伸びた赤い髪から『イトミミズ』との愛称をもらった。
名前の由来は古典ミステリー小説界での『ヴァン・ダインの二十則』の作者、ウィラード・ハンティトン・ライト。
所属組織のSSVDとは、彼のペンネーム『S・S・ヴァン(Van)・ダイン(Dain)』に由来する。
また肩書である『魔術師狩りのライト』は彼の名前をもじった洒落になっている。
(ウィラード・ハンティトン・ライト→ウィザード・ハンティング・ライト→魔術師狩りのライト)
うみねこのなく頃に散における『ヴァン・ダイン二十則』
『ヴァン・ダインの二十則』の一部をウィラード・H・ライトが使用している。
作中では全ては明らかにされず、以下の掟が宣言された。
第11則から『端役の』が抜けているなどの違いがある。ただの編集のようにも見えるが、これが作中では重要な意味を持つことになる。
- 「第1則。手掛り全ての揃わぬ事件を禁ず」
- 「第7則。死体なき事件であることを禁ず。」
- 「第9則。探偵が複数あることを禁ず。」
- 「第11則。使用人が犯人であることを禁ず。」
- 「第12則。真犯人が複数であることを禁ず。」