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ズキュウウウンの編集履歴

2012-12-24 01:28:34 バージョン

ズキュウウウン

おれたちにできないこと

ズキュウウウンとは、キスをする時のオノマトペである。

ジョジョの奇妙な冒険第一巻、愛しのエリナ(文庫版では、侵略者ディオ・ブランドー その②)の最後に登場する表現。

本作における悪役、ディオ・ブランドーは、父親が死亡し独り身に成った後、地方の貴族であるジョースター家に引き取られ、養子となる。

だが、彼はこの家の一人息子で義兄弟であるジョナサン・ジョースターを精神的に追い詰め、自分がジョースター家の財産を乗っ取るという野望を企てていた。

ディオはジョナサンに対し、愛犬ダニーを蹴り上げたり、ボクシングでボコボコな打ち負かすなど、ひどい仕打ちを続けた。

しかし、ジョナサンはかつていじめられているところを助けた少女、エリナ・ペンドルトンと恋仲になり、明るい気持ちを取り戻す。

ディオはこのことを悟り、ジョナサンとエリナを引きはがそうとし、キスをする強硬手段に出る。

このキスをするときの擬音が、


「ズキュウウウン」


なのである。


話は変わって次の回、ディオの取り巻きがこの行動を

「さすがディオ!」

「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!

と評している。


スティール・ボール・ランでは

ジョジョの奇妙な冒険第七部、スティール・ボール・ランでは、彼の生まれ変わりと言えるディエゴ・ブランドー(通称Dio)が登場するが、

彼がホット・パンツに対してキスするときも同じ表現が登場する。

ただし、この時の表記はズギュウウウンである。注意されたし。


余談

  • 「ウ」の数は3つである。小文字大文字は問わない。(強いて言うなら、見る限りでは3つ目の「ゥ」は小さく見える)
  • 作者の、荒木飛呂彦氏は、このような劇中で使われる特徴的なオノマトペに対し、「サスペンス映画で使われるような効果音を漫画にも欲しい」と思ったのが発想の元であるらしい。

 さすが荒木先生!おれたちにできない表現を平然とやってのけるッ

 そこにシビれる!あこがれるゥ!


関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド ディオ・ブランドー ジョナサン・ジョースターエリナ・ペンドルトン

SBR ディエゴ・ブランドー ホット・パンツ ズギュウウウン

キス バンパイアキス(しかし、この時点ではまだディオは吸血鬼ではない)

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