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ダークニンジャの編集履歴

2013-01-29 13:21:47 バージョン

ダークニンジャ

だーくにんじゃ

ダークニンジャはサイバーパンクニンジャ活劇小説『ニンジャスレイヤー』に登場するニンジャの一人で、主人公ニンジャスレイヤーの宿敵。

◆忍◆ ニンジャ名鑑 #02 【ダークニンジャ】 ◆殺◆

本名フジオ・カタクラ。「ハガネ・ニンジャ」の魂を取り込み、妖刀「ベッピン」を操る恐怖のニンジャ。

ラオモト・カンの懐刀として裏社会を暗躍するが、忠誠の奥底に潜む思惑は謎。

ニンジャスレイヤーとは宿敵同士として何度も殺しあう。

ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)


「失望させてくれるなよ。これでは俺の『ベッピン』が静まらんではないか」

人物

本名はフジオ・カタクラ

圧倒的なレベルのカラテの使い手であり、ずば抜けたニンジャ洞察力や妖刀『ベッピン』の剣術と相まって作中でも最強クラスの実力者。

その身には失伝したニンジャ六騎士の一人、ハガネ・ニンジャのソウルを宿している。

サラリマン時代のフジキド・ケンジの妻子を直接手にかけ、ニンジャスレイヤーとなるきっかけを与えることとなった張本人であり永遠のライバル。

ニンジャスレイヤーと幾度となく激突し、死闘を繰り広げる。

性格は寡黙で冷徹。感情を表に出すことは滅多にないが、その内面には貪欲な闘争心と残虐性を秘める。

古文書や古代ニンジャ知識にも精通しており、ザイバツのグランドマスターたちですら知る者の少ない複雑怪奇な礼儀作法も完全マスターし、『古事記』も全篇読破している。


第一部では暗黒経済組織ソウカイヤの首魁ラオモト・カンの懐刀として暗躍。

ソウカイヤのエリートニンジャ部隊シックスゲイツをも凌ぐ地位を与えられていたが、第一部終盤にて『運命者』と名乗る者らに導かれてソウカイヤを出奔、キョートに向かう。

第二部では秘密結社ザイバツ・シャドーギルドに所属。

高い実力と礼儀をわきまえた奥ゆかしい態度で組織内でのし上がっていくが、イグゾーションなど一部のザイバツ・グランドマスターには警戒されている。

中盤で不正を働いたザイバツニンジャや野良ニンジャを粛清することを主任務とする懲罰騎士に任命され、グランドマスターに匹敵する地位、待遇を得る。

またザイバツ・シテンノのパープルタコアイボリーイーグルシャドウウィーヴらは彼に心酔して忠誠を誓っており、彼の実力に惚れ込んだグランドマスター・ニーズヘグの後ろ盾を勝ち得ている。

またデスドレインとも何度か交戦しており、彼にカンジ・キルによる『咎の呪詛』を刻みつけたことで浅からぬ因縁をもつ事となる。

ハガネ・ニンジャの秘密と自らの因縁を知ってからはザイバツの総意とは別の思惑を胸に秘め、自らの呪われし運命を断ち切るべく暗躍する。


ライバルキャラと設定されている割には第二部まで目立った活躍が少なく、寡黙で口数が少ない性格も災いしてぶっちゃけ影が薄かった

その影の薄さに一部ヘッズには『ダークなんとか=サン』だの『なんとか=サン』だのダークドメイン=サンじゃないほう』だの散々なあだ名でいじられている。

第2回キャラクター人気投票では、ライバルキャラなのに36位

牛や海老(無効票)ポンコツにすら劣る有様であり、『36位=サン』の異名を新たに獲得した瞬間であった。

第二部中盤で彼を主人公としたエピソードが連載された辺りから怒涛の活躍を見せており、『36位=サン』呼ばわりされる頻度は減ったが、代わりにフジオと呼ばれるようになりつつある。タメグチ!


原作者曰くVTOLが好きらしい。


容姿

灰色の髪にハガネ色の瞳、オブシディアン(黒曜石)色のニンジャ装束に身を包む。

書籍版第一巻ではフルフェイスのメンポとニンジャヘルムによって完全に素顔を覆い隠すような見た目になっている。

C83新刊表紙

平時には黒いコートを着ていることもあるが、自分の意志で自由にニンジャ装束に変化させることができる。

第二部で真の神器の一つ、『聖なるブレーサー』を入手して以降は自身の防具として腕部に装備している。

さらにストームタロン戦後はブレーサーが変形、両手甲部にエンシェント漢字で『刃』『鉄』と刻まれた大型のガントレットとなった。

(初回翻訳時は『鋼』『鉄』表記だったが、後に原作者両名より翻訳ミスの指摘をうけ、以降は『刃』『鉄』と翻訳される旨がアナウンスされた)


第二部最終章で聖なるブレーサーを失ったものの、後に裾の長い修道僧めいたフードを備えた黒くシンプルなニンジャローブ(ダークローブ)を纏うようになる。

ジツ・カラテ等

作中でも最高クラスのカラテに加え、ヤモト・コキらのイアイドーとは異なる妖刀ベッピンを用いた独自のイアイドーを用いて戦う。(本作では剣術もカラテの一部として扱われる)

また使用頻度は低いが飛び道具としては、スリケンではなくクナイ・ダートを用いる。


妖刀ベッピン

ダークニンジャとなる前のフジオが古代エジプトニンジャ遺跡で見つけた、謎めいたカタナ。

この幻惑的なを見ようとする者は視界がぼやけ、太刀筋を追うことができない。

ダークニンジャとは並々ならぬ因縁を持つ武器ながら、初期のエピソードであっさりと折られている。

しかし、後にこのカタナを鍛えた神話級ニンジャサンダーフォージ自身の手により聖なるブレーサーのオーラを用いて修復された。


デス・キリ

ダークニンジャの代名詞とも言えるヒサツ・ワザ。超高速の踏み込みで相手の胸を斬り払い、一瞬にして背後に回り込む。

ベッピンが無けれれば発動不可能と思われていたが、ワザ名のシャウトこそ無かったものの同様の技を使っていた描写があるため、威力が落ちるだけで使える可能性が高い。

ニンジャスレイヤーですら防御することができなかった強力な技だが、デス・キリを出してもナラク化したニンジャスレイヤーには一度も勝てていない。


ヤミ・ウチ

ベッピンの真の能力。ニンジャの心臓を貫いてそのニンジャソウルを吸収、ベッピン本体の力と自身のカラテに変換する。

心臓にカタナを突き立てると同時に、相手のソウルの在り方を見つめダークニンジャの呪詛を込める。技を受けたニンジャは呪詛を直接叩きつけられる恐怖と共にヌケガラめいて死に至る。

ソウルによっては吸収にかかる時間に差異があり、強大なソウルほど時間がかかると思われる。


カンジ・キル

ベッピンが吸収したソウルの力を一気に放出しながらデス・キリを連打する大技。吹き出した血が剣閃の軌道によって漢字を描くほどの超高速の斬撃を繰り出す。

ダークニンジャ自身にも激しい負荷がかかり、聖なるブレーサーとベッピンの両方が揃うことで発動が可能となる。


ダークローブ

ハラキリ・ディセンションでベッピン中のソウルを吸収してパワーアップしたダークニンジャの新たなるニンジャ装束。

戦闘時にはローブ自体が命を持つかのように動き、斥力を発生させてダメージの軽減や無慣性機動を可能とする。


関連タグ

ニンジャスレイヤー フジキド・ケンジ

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