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アフロディーテの編集履歴

2013-02-25 14:07:02 バージョン

アフロディーテ

あふろでぃーて

ギリシャ神話に登場する女神の一柱。
  1. ギリシャ神話の女神の一人。愛や美などを司る。
  2. 1のような人物や1をモチーフにした創作作品および、創作作品上のキャラクター。

この記事では主に1について記述する。


表記ゆれ


ギリシャ神話のアフロディーテ


正しくはアプロディーテー。またはアプロディタ。日本ではアフロディテとも呼ばれる。

初代主神である天空神ウラノスの切り落とされた男根が吹いた泡から生まれた絶世の美女。

愛と性を司り、奔放で浮気性な性格ゆえに、いかなる神であろうと彼女の愛を一身に受け続けることはかなわないとされる。

愛と美と性を司る女神で、オリュンポス十二神の一柱である。

美において誇り高く、パリスの審判で最高の美神に選ばれている。


概説

クロノスによって切り落とされたウラノス男性器にまとわりついたから金髪の乙女が生まれ、キュプロス島に流れ着いたという。

その絶世の美貌から、すべての神々の求愛を受けた。

だが、その中でも醜貌なヘパイストスと結婚し、周囲を驚かせた。

しかし、それはゼウスがアプロディーテーに求愛しようとしたところをヘラが阻止しようとした策だというのがある。

(へパイストスはヘラの息子である)

しかし、アプロディーテーはその後、アレースと浮気している。


アドニス

アドニスは、アッシリア王テイアースの娘スミュルナの生んだ子であるとされる。

スミュルナは、アプロディーテーへの祭祀を怠ったため父親に対して愛情を抱く呪をかけられ、策を弄してその想いを遂げた。

しかし、これが露見したため父に追われ、殺される所を神に祈って没薬の木に変じた。

その幹の中で育ち、生まれ落ちたのがアドニスといわれる。


アプロディーテーはこのアドーニスの美しさに惹かれ、彼を自らの庇護下においた。

だがアドーニスは狩猟の最中に野猪の牙にかかって死んだ。

アプロディーテーは嘆き悲しみ、自らの血(ネクタル)をアドーニスの倒れた大地に注いだ。

その地から芽生えたのがアネモネといわれる。

アプロディーテーはアドーニスの死後、彼を祀ることを誓ったが、このアドーニス祭は、アテーナイ、キュプロス、そして特にシリアで執り行われた。


この説話は、地母神と死んで蘇る穀物霊としての少年というオリエント起源の宗教の特色を色濃く残したものである。


アイネアース

ゼウスはたびたびアプロディーテーによって人間の女を愛したので、この女神にも人間へ愛情を抱くよう画策し、アンキセスをその相手に選んだ。

女神はアンキセスを見るとたちまち恋に落ち、彼と夜を共にした。

こうして生まれたのがアイネイアースである。

彼は、アテナ、ヘラ、アプロディーテーの器量比べに端を発するトロイア戦争の後、ローマに逃れ、その子イーロスが、ユリウス家の祖とされたため、非常に崇拝された。

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