概要
猫のコスチュームを纏った怪盗。
殺人は行わない主義であり、犯罪者から盗んだ金品を貧しい者に分け与え、また慈善団体に寄付する義賊的な面も持っている。
幼い頃、猫好きだった母は自殺し、暴力を振るっていた父もアルコール中毒で死亡する。
孤児となった彼女は施設へ送られ、その後娼婦として働きながら泥棒としての活動を始める。
その頃バットマンの存在を知り、自らも猫をモチーフにしたコスチュームを着用しキャットウーマンを名乗るようになる。
バットマンの正体を知っており、共闘も多い。
プロフィール
本名:セリーナ・カイル(Selina Kyle)
頭髪:黒髪
目:緑眼
身長:174センチ(5'7")
体重:57キロ(125lbs.)
容姿
暗視レンズが入ったゴーグルを掛け、肢体にフィットした黒いボンデージを身に付けている。
また武器である鞭を腰に巻きつけて猫の尻尾のように垂らしている。
実写映画
『バットマン・リターンズ』(Batman Returns)は1992年のアメリカ映画。
本作はティム・バートン監督独特の世界観が顕著で設定も大きく変更されており、ゴッサム・シティの実業家マックス・シュレックの秘書セリーナ・カイルとして登場する。
街を支配しようとするシュレックの野望を知ってしまい、口封じのためにビルから突き落とされてしまう。
しかし猫の魔力で甦った彼女は、キャットウーマンとして街に繰り出すようになる。
演じるのはミシェル・ファイファー。
『ダークナイト ライジング』(The Dark Knight Rises)は、2012年のアメリカ・イギリス共同作映画。
クリストファー・ノーラン版バットマンは現代的な作風のため、リターンズよりもスタイリッシュなデザインで原作でも愛用していたムチは使わない。
生まれや育ちは不明だが暗い過去を持つ女怪盗。普段はゴッサム・シティの裏通りのアパートに住んでおり、盗みの仕事となると体のラインが分かる薄い服にゴーグルをつけて夜のゴッサム・シティへと繰り出す。(ゴーグルを上げると猫耳に見える)。盗みのテクニックはプロであり、戦闘では足技を得意とし拳銃を持った男とも互角にやりあえる。
実は作中「キャットウーマン」という名は一度も出ておらず、コスチュームの特徴を見たメディアがそう名付けた。
演じるのはアン・ハサウェイ。
脚注
『BATMAN CHILD OF DREAMS』(バットマン チャイルド・オブ・ドリームス)
キャットウーマン - Wikipedia