概要
NHKで放送された宮崎駿監督のアニメ。NHKは世界名作劇場のような作品を作りたく企画されたという。
原作はアメリカ人のアレクサンダー・ケイによる小説『残された人々』だが、冷戦の影響を強く持った暗い内容で、これを嫌った宮崎によって大幅に脚色された。
ストーリー
2008年、核兵器を上回る超磁力兵器によって最終戦争が起こり、その影響で大地殻変動が起こり文明は滅びた。
それから20年後、孤島におじいとコナンが二人で暮らしていたが、そこへ少女・ラナが流れ着いた。
初めて出会う女の子に驚くコナンだったが、インダストリアの連中に連れ去られ、おじいが死んでしまう。
ラナを探して助けるため、新しい仲間を求めて、まだ見ぬ世界に向けてコナンは旅立った。
登場人物
- コナン（小原乃梨子） - 人並み外れた身体力をもった快男児。12歳。
- ラナ（信沢三恵子） - 不思議な力を持った、聡明で気丈い美少女。12歳。
- ジムシィ（青木和代） - かなりの運動力を持ったコナンの親友。10歳。
- ダイス（永井一郎） - バラクーダ号の船長で、コナン達とは敵やら味方やら。35歳。
- レプカ（家弓家正） - インダストリア行政局長で、世界征服を目論む冷酷な男。33歳。
- モンスリー（吉田理保子） - レプカの部下で、気の強い冷静な美女。28歳。
- ラオ（山内雅人） - ラナの祖父で、太陽エネルギーを開発した科学者。60歳。
関連イラスト
