登場人物
以降に物語・登場人物などの核心部分に触れる記述があります
アリーシャ
ディパン王国の第一王女だが、不完全な転生をしたシルメリアと肉体・精神を共有している。
終盤では神々によって祖国が滅ぼされるという悲劇に直面する。この悲劇の後、アリーシャは自らを犠牲にしてでもオーディンを討つ事を決意、ビフレストの門を通るために半分不死者となるが、無事にヴァルハラまでたどり着く。そして、最後の戦いでは自らが戦乙女の素体となる。
シルメリア・ヴァルキュリア
運命の三姉妹の三女。オーディンに反抗したため、アリーシャの中で不完全な転生をしてしまい、彼女と肉体を共有することとなってしまった。
ルーファス
『ミュリンの指輪』を肌身離さず付けているハーフエルフの青年。オーディンの予備の肉体であるため、老化を止められている。
神の器として成長する神となれるため、オーディン亡き後、エンディング後には彼に代わって主神となった。
ディラン
シルメリアのエインフェリア。150年前のディパンに仕えていた。
レザード・ヴァレス
とっさの事態でアリーシャたちを助けてくれた謎の男性。
実は前作ヴァルキリープロファイルのAエンディング後の世界からやってきた、唯一ラグナロクを生き残った人間。
レナスを手中に収めるため、最終的にオーディンを吸収して神となり、ラスボスにまでのし上がった。
レオーネ
アリューゼを雇っているトレジャーハンター。とある目的のため遺跡を探索していたアリーシャたちの前に姿を現し、半ば強引に旅路を共にすることになる。アリーシャの中に宿るシルメリアを見抜くなど見事な観察眼の持ち主かと思いきや、その正体は現在の戦乙女アーリィであった。
アリューゼ
レオーネに雇われている傭兵。VPレナスに登場した彼の前世。
アーリィ・ヴァルキュリア
この時代における本来のヴァルキリー。ヴァルキリーは同時に覚醒できないという掟の為、不完全な転生をしたシルメリアを連れ戻すためにアリーシャの命を狙う。
ブラムス
不死者を統べる王。かつてオーディンに反抗したシルメリアをかばい、消滅寸前のダメージをこうむるが、彼女のエインフェリアだったディランと同化することでその存在を保っている。
レナス・ヴァルキュリア
レザードを追って、同じくVPのAエンディング後の世界からやってきた創造神。魔法が使えるようになっている。
最終局面で、レザードの手によってアーリィ、シルメリアともども封印されてしまうが、彼女だけは姿が見えるような封印のされ方である。
ヴァルキリー
神となったレザードを倒すため、アリーシャの肉体を素体としてアーリィ、レナス、シルメリア、そしてアリーシャが融合した、いわば『真なるヴァルキリー』。
アリーシャが素体なので、彼女の面影を強く残している。
その力は神をも軽く超越しており、運命さえも従える。
しかし、素体となったアリーシャの肉体は三女神の強大な力に耐えられないため、わずかな時間しかこの姿をとどめられず、最終的には消滅してしまった。
その後、融合した彼女らの魂は分離し、それぞれに転生した。
エインフェリア
人間界ミッドガルドで戦死し、戦乙女によって選定された勇者の魂。シルメリアが転生させられる前に選定した「過去の英雄」であり、キャラクターに関する記述も歴史書で語られている内容となっている。主神オーディンに反抗するシルメリアが選定しただけあって、嫌神派が多い。
エインフェリアに焦点を当てた前作と違い、今作では戦闘には参加するものの本編には関与しないサブキャラクターを指す単語として使われることが多い。そのため、メインキャラクターのディランもエインフェリアではあるがエインフェリアと呼ばれることは少ない。