北海道出身の評論家、思想家。
学生時代には新左翼系の活動家だったが、東京大学在学中に保守思想に転向。
横浜国立大学経済学部助教授、東京大学教養学部助教授を歴任するも、東大駒場騒動に巻き込まれて退任。その後は鈴鹿国際大学客員教授、秀明大学教授・学頭を歴任。
一時「新しい歴史教科書をつくる会」に参加していたが、小林よしのりとともに「つくる会」を脱退している。
真性保守を標榜しグローバリズム・近代主義・大衆社会に批判的。近代主義に立脚した左翼思想を批判するとともに、近年の日本の保守の主流である新自由主義(新保守主義)・アメリカ追従姿勢にも否定的である。
門下生には佐伯啓思、坂井素思、佐藤光、間宮陽介、宮本光晴らがいる。