概要
体毛の量の及びその好嫌に関しては個人差・性差・文化差・時代差などがあるため一概には言い難いが、「けぶかわいい」においてはその量の多さについて「そもそも好ましく思うケース」と「好ましいかどうかはともかく毛深さにまつわる何らかの事柄に関係している作品中に登場するキャラクターがかわいい」などの視点からその文脈が語られる。
そもそも体毛の量が多いことを好ましく思う場合、そのけぶかさにかわいさを感じた(主に)閲覧者がこのタグを用いる。その場合、けぶかさは好ましいステータスなのである。
一方、けぶかさがかわいさと必ずしも直結するケースではないものの、例えば作中登場しているキャラクターなどが自身の「けぶかさ」を恥ずかしいと感じていて、その様子についてかわいいと感じる場合などもこのタグは用いられる。この場合、キャラクターの恥じらいへの愛らしさ、あるいは「萌え」でもある。
また、「けぶかい」がそのキャラクターの個性の一つである場合、作品にけぶかさがテーマとなっているか否かに関わらずそのキャラクターの代名詞としての「けぶかい」と「かわいい」との合体というニュアンスでも用いられる様子である。
Pixivでは
Pixivでは2014年2月現在本タグは東方Projectに登場するキャラクターである今泉影狼の関連作品に用いられている。本記事のメイン画像の作品も影狼を描いたものである。
影狼は満月の夜に狼に変身するという個性を持ち、その際に「けぶかく」なることをとても気にしている。
pixivにおける作品では、そんな彼女が恥じらう姿をかわいいと感じたりあるいはそんな彼女を包括しての「かわいさ」の表現の一つとして「けぶかわいい」のタグが用いられている。