BoRC
びーおーあーるしー
概要
製作の経緯
2009年頃、フリーの剛体シミュレータRigidChipsのプレイヤー有志によって15Chip戦闘レギュレーションおよび15Point戦闘レギュレーションという戦闘シナリオ(以下双方を合わせて「15戦」と呼称)が作られた。この戦闘シナリオでは専用のモデル(RigidChips内で動かすことの出来るマシン)を使用し、バトルフィールドのような多兵科でのチーム戦を楽しむことができた。
しかし、RigidChipsは敷居の高さゆえにプレイ人口は減少の一途を辿り、15戦のために製作された多くのモデルはほとんど使用されなくなってしまう。そんな中、プレイヤー有志によってフリーの戦略ゲーム制作ツールであるSRCを使用して15戦をテーマにした戦略ゲーム「Battle of RigidChips(BoRC)」が製作されることとなる。
主なシナリオ
BoRCは有志によるオムニバス形式のシナリオであり、世界観を共有する複数の作品が存在する。
Wind Report
BoRC初の作品。桜花=双葉戦争の真相を追う歴史学徒、ヴィント・リーゼクラットが桜花帝国軍の兵士、板橋利吉率いる戦車小隊の行方を追うシナリオ。全9話。
Exodus of Bluesky
桜花帝国軍の強化人間、春名原奏の桜花=双葉戦争における活躍を描いたシナリオ。比較的初期に作られたため、戦闘システムは貧弱。全6話。
Jutelis Front
ユテリス連合共和国と桜花帝国の戦争に巻き込まれた少女、フィリア・シュトレーゼの活躍を描いたシナリオ。会話パートに力点が置かれている。全5話。
Lunatic War
治安維持部隊Security-Forceの隊員達が惑星規模の戦争を戦うシナリオ。非常に多くの兵器が登場し、15戦のモデルの多様性を実感することが出来る。手ごたえのある難易度で、戦闘システムも比較的充実している。全14話。
入手方法
Battle of RigidChips @ wikiにて入手可能。