概要
アニメ開始直後から根強く人気のあるカップリングである。
二人だけの特別な絡みのシーンはないが「あまりにもなさ過ぎて逆にリアリティが出てしまう」という事態の発生した希有な例となった。
以下、各話・各シーンの記述内にて『キルラキル』ストーリーに関わる重大なネタバレを大量に含んでいます。未視聴の方、ネタバレを避けたい方は、閲覧に十分ご注意ください。
猿投山は運動部を統括する運動部委員長であり マコはテニス部所属→(おそらく退部後は)喧嘩部部長(後に廃部)。ただし喧嘩部特化型・二つ星極制服はその後復活を果たし活躍した。なお喧嘩部が運動部と文化部のどちらに所属していたのかは番組内では不明である。
互いの極制服デザインの酷似・「参る」「~~無用」など口調の類似・それぞれのメイン回のテーマに対称性が見られる。
かろうじて会話と言えるのは第2話のマンカンロンパに猿投山が「は」「何」と僅かに反応した時のみ、あとは片方から片方への一方的なコメントだけである。
なお、四天王中でマコに名前を呼ばれていないのは猿投山のみであること、猿投山もマコに対しての言及は一切していないこと、塔首頂上決戦時 戦維喪失し無星となった四天王がマコの周囲に集まった時も猿投山一人だけすれ違ったこと、三都制圧襲学旅行時には大阪で一瞬顔を合わすも全く会話のないことなど異様なほどの絡まなさにもかかわらず、上記の類似の多さから「この二人、実は皆に隠れてつきあってるんじゃないか」という感想も見られた。
なお第19話以降、猿投山がマコの方を向いているようなカットやマコの周辺にいるシーンが増え、第24話に至っては全員裸の集合シーンで皐月や四天王から明らかに離れた位置で猿投山が何故かマコの背後に立っていた事から「この二人、実は皆に隠れて(以下略)」という説に妙なリアリティを与える結果となった。
以下は憶測ではあるが、二人の接触の少なさについては、当初より鬼龍院皐月に面と向かって楯突いた纏流子側に付いていながら放校されなかった満艦飾マコは、鬼龍院皐月側からある程度の注目を浴びていたがゆえに、マコと相対すると調子を狂わせる上(第1話、第2話の言動より)、口の軽いとおぼしき猿投山はあえて接触を封じていた可能性もある。 なお猿投山の口の軽さは第20話以降の彼の台詞に蛇崩乃音や犬牟田宝火が容赦なく突っこんでいることから推測が可能である。
また鬼龍院皐月はヌーディストビーチ指揮官の美木杉愛九郎から「さすが用意周到(第21話より)」と呼ばれた稀代の策士にして指揮官でもあるがゆえに、彼女が何の思惑もなく纏流子と満艦飾マコを本能字学園内に留め置いたという線は薄いのでは無いかと思われ、その意図を彼女の忠実な部下であり皐月自身が「指揮官としての成長を期待(第13話より)」していた四天王も汲んでいた可能性は否定できない。