クラリーチェ・ディ・ランツァ
くらりーちぇでぃらんつぁ
『アルカナハート』の登場人物。ペトラの補佐役で友人の一人。
プロフィール
概要
「2」から登場する魔族の公女。愛称は「クラリス」。
つねに微笑を浮かべ、目も笑ってはいるがおおらかな表情の下に腹黒い本性を隠し持つ。
魔界でも上流階級に属するがリリカ・フェルフネロフの父親の影響を受け、彼女も人間界を訪れるようになる。
魔族であるという理由から西欧聖霊庁に狙われ、彼らが差し向けたエルザ・ラ・コンティと戦うことになる。
この時の戦いで互いの命に危険が訪れた折、それぞれ「罪」と「罰」を司るアルカナと契約し「罪と罰」を背負うことで生き永らえた。
その代償としてクラリーチェは物質体に縛られ、魔界・聖霊界を行き来することが出来なくなってしまった。
その後、西欧聖霊丁の組織に組み込まれることとなり、普段はヴァチカン市国の教会で奉仕活動を行いつつ、聖霊界絡みの事変があるとその地に派遣される。
「2」ではペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィストの補佐役として来日する。
エルザとはかつて死闘を繰り広げた仲だが、現在は親友同士である。
エルザはクラリーチェを信頼できる戦友と捉えているが、クラリーチェのほうはそれ以上の感情も抱いているらしく、エルザが春日舞織と親しくした際にはやきもちをやいていた。
ゲーム中のアーケードモードでもエルザを撃破した後にクラリーチェと戦うと普段の微笑をかなぐり捨てて襲い掛かってくる。
格闘スタイルが「本能」である他の格ゲーキャラとしてKOFシリーズの八神庵がいる。
爪で引っかくような攻撃方法を持つ点も共通している。
契約アルカナは「罪のアルカナ サルヴァーチ」
エルザと契約した「罰のアルカナ カシマール」とは対なる存在。
この二体のアルカナは「この世の咎を浄化する」ことを目的としている。