石川梨子とは、ゲームボーイアドバンス用ゲーム「パワプロクンポケット7」で初登場した彼女候補である。
概要
本項では裏サクセスに出演した場合の彼女についても触れる。
表サクセス
主人公と同じ年齢のフリーター。元々は主人公と同じ花丸高校の生徒(同窓生)だったが、一年次一学期で中退し、実家からも出て現在はアルバイトをしている。
現在のバイト先は「ワルクロ団」というパワポケ7の物語の根本に関わる組織であり、梨子が彼女の場合のみ「事件の真相」を彼女から聞き出すことになる。
何故かよく空き缶を投げつけてきて、そのコントロールは非常に優れている。
漫画が好きで、バイト代で大人買いをして本棚を埋め尽くすほどの数を所有しており、主人公の部屋に一部置きにきたりするほど。
思ったことはなんでも喋ったり実行する、良くも悪くも一途で一生懸命な性格で、上記の退学も「ただ勉強しているだけの学生生活」に疑問を持ち、「自分の夢を見つけて、叶える」という目的のための行動であった。
主人公との出会いは、バイト中の梨子を主人公が見かけたことから始まり、以後度々出会っては二人で遊んでいた。
ある日二人で川原を歩いていた時に、梨子が転んで川に落ちそうになったのを主人公に助けられ、それがきっかけで主人公に惚れ、「二人でいたい」と思うようになる。
だが、二人で過ごし続けるうちに「自分の夢」がわからなくなってきた上に、「このままでも良い」と思うようにもなってきてしまう。野球という明確な「夢」を持っている主人公と自身を比べて劣等感を感じてしまうようになっていた。
そこで、自分の夢を見つけ、堂々と主人公の隣を歩くために、夢を見つけるまでの「一時的な別れ」を切り出してくる。
この提案を受け入れるかどうかはプレイヤー次第であるが、提案を受け入れたならば一時的に別々の道を歩むことになるが、提案を受け入れずに説得を続けると「二人で同じ夢を見て、二人で歩む」という道を辿ることになる。
裏サクセス
パワポケの「裏サクセス」はスターシステムを採用しており、表の世界とは全く異なる人物として登場するようになっている。その中で、彼女はパワポケ9,11で出演している。
リコ(9裏)
アステロイドベルトを拠点とする宇宙海賊「リコ団」の首領「リコ」として出演。惑星ウインダスト出身。
セイバーと「アキカン」という特殊武器(空き缶では無い)を得物に暴れており「海賊の姫君」と呼ばれることもある。
情報屋のリンとは対立しているが、当のリンはリコを可愛い妹分扱いして遊んでいる節も見られる。
出会いは救難信号を用いて襲撃をかけようとしていたリコの船と主人公(9裏)の船が遭遇したことから始まる。主人公(9裏)襲撃に熱中したリコは「同行すると面白い」と勝手に同行を決め、船ごとついてくることになる。
この動向を決めた理由には、元々海賊になる前のリコはウインダスト代表の娘であったのだが、連邦がウインダスト代表と夫人、つまりリコの両親を殺害しており、リコは最初からいつか連邦に反旗を翻す予定を立てていた。そんな折に連邦に反旗を翻している主人公(9裏)と出会い、自らの夢を叶えるために合流した、という事情もある。
その後連邦が崩壊して、夢が叶っても「次の面白いこと」を探してリコ団を率い、宇宙じゅうを飛び回っている。
石川梨子(11裏)
主人公(11裏)の同級生として登場。とにかく面白いことが大好きで、結果的にトラブルメーカーと化している。
宇宙人の侵略とハタ人間という事態を見て心の底から興奮して楽しんでいる節が見られた。
近所の小学生高坂茜を妹のように可愛がっていたり、同じクラスの神木唯と絶妙のコンビネーションで友人の越後竜太郎を吹っ飛ばしたりと非常に交友関係が広い。
主人公(11裏)とも仲が良く、梨子本人は小さい頃に川に落ちかけたのを主人公(11裏)に助けられて以降ベタ惚れ状態で、何度もアタックをかけている。しかし、肝心の相手が犯罪的な鈍感のせいで全く報われず、周りから同情されている。
主人公(11裏)の幼馴染で恋のライバルである南雲瑠璃花とは表面上は仲が良いが、お互いにライバルと認識しており、張り詰めた空気が流れることもあった。