向井ユウマ
むかいゆうま
概要
『リアルアカウント』第二部の主人公である。
第一部の主人公「柏木アタル」と同じ容姿をしており、誕生日も一緒である。
第一部の第三ゲーム「黒歴史裁判」でアタルが実はユウマであることが判明し、人気プレイヤーランキングでユウマがランクインした際、アタル(ユウマ)は「アタル兄ちゃん…」と発言している。だが、二人の詳しい関係は不明。
ユウマは幼い頃の記憶を事故により失っており、額にはその事故の際に出来た傷跡が残っている。
事故の後に養護施設に入ったユウマは柚原ナナコと出会い、両親を失い心臓の病を患う弟のことで塞ぎ込む彼女を支え、高校二年生の時点で付き合っている。
だがユウマがリアルアカウント内に吸い込まれ、予選の「リアルフォロワー診断」にてナナコからのフォローを解除されてしまい、ユウマは上條あやめとの相互フォローを行う。
第一ゲーム「悪いいね!ゲーム」を変顔と機転で乗り切り、第二ゲーム「リア生ゲーム」も咄嗟にマーブルの真似をし、一億円をゲットするという強者である。
第三ゲーム「鎮静かまってちゃん」ではあやめにヒントを貰いつつ、クリアしている。
その功績もあり、ユウマは人気プレイヤーランキングにランクインしており、ランキングのコメントにて「バカっぽい 実はキレ者?」と称されている。
第五ゲームの「大炎上祭」では、ミズキにスマホの内容を暴かれた凶悪な性格のユウマが覚醒する。
なお、覚醒時「リアアカまとめ速報」にあげられた柏木家の写真を見て「久しぶりだな、ユウマ」と発言したことから、覚醒ユウマは幼い頃の記憶が多少なりともあることが推測される。
※この先ネタバレ注意!
以下、現時点で単行本に含まない内容がございます。
記憶喪失であるユウマ(覚醒中)は、自らの生い立ちを知るため、柏木一家が住んでいた家へと足を踏み入れる。そして、その直後家に入って来たアタルと兄弟喧嘩(ユウマ談)を始めた。
ナイフと銃を向け合う中、ユウマは自分の葬式の写真を発見する。