北川ゆき
きたがわゆき
キャラクター紹介
パソコン部に所属する一年生で、常にスマートフォンを肌身離さず持つ程にネットやハイテク機器に熱中している。
性格は控えめで大人しく、人見知りが激しい。そのため初期のエピソードでは気心が知れている安条や転校生、三波なつみ以外と会話らしい会話が出来なかった。
ネットへの依存ぶりが心配される時も多いが、そのコンピュータに関連するスキルを頼られる事も多い。(通販の代理購入や映画の編集等)
ゲームの腕前も相当なもので、地元のゲームセンターのほとんどの筐体にトップスコアを刻み付ける程の腕前を持っており、大会にもしばしば参加している。その際には「雪風」というハンドルネームを使っており、非公式ではあるがファンクラブが存在している(安条が知らせるまで本人はその存在を認知していなかった)。また企業から新作ゲームの試作品のプレイを頼まれることもある。
ゴシックロリータの服を着ることを趣味にしており、ゴスロリをテーマにした衣装を着ることが多く、美術部の三波に時々衣装を作ってもらっている。
転校生への恋心
主人公である転校生へ明確な恋心を抱いている女の子の一人。
入学当初、友達を作りたいという理由から体験入部に挑んだが、体験先が当時「生徒会長再任選挙」のために部活荒しを行い、他の運動部から目の敵にされていたラクロス部だったり、不思議ちゃんが多く在籍し校則すれすれの活動も行っているオカルト研究部だったことから挫折し、自分の得意分野であるパソコン部に入った。
しかし友達作りを諦めきれず、校舎の壁に自分のメールアドレスを書き、それに気づいた転校生がメールのやり取りを始めたのが出会ったきっかけ。メールを通して彼の優しさやゆきとの話に合わせる為の努力を感じ取り、次第に恋心を芽生えさせていく。
ただし前述の性格の所為で勇気を出す事が出来ず、安条や三波の後押しでやっと進めるというのがやっとである。(しかも後押しされても逃げ腰になることがほとんど)
一方で転校生の方はというと、彼女の事を妹のようなものとしか見ておらず、一世一代のゆきの告白に対しても結局気づく事は無かった。
ゆきのいじらしさと転校生の鈍感の所為で進展はほとんど見られ無いが、彼に対する恋慕は他の誰よりも強いと言える。