「となりにいさせて。ずっと好きだった、君のとなりに」
「おっきくなんてないもん!」
プロフィール
人物
何かと世話焼きで、お弁当やお菓子を作ってきては振る舞っている。
手先が器用で、美術部では絵の他に演劇部の衣装制作もしている。
「大きい」と言われるのが苦手。
幼馴染
設定上近所と言うが、後に隣同士であり、互いの部屋が窓越しに見える位置関係にあり、なおかつ転校生は窓伝いで行き来できることが判明する。
転校生がいなくなってからは空っぽになった暗い部屋を眺める寂しい想いをしていたが、戻ってきてからは再び互いの家を行き来する間柄に戻った。イマイチ乙女心を解さない転校生に不意打ちで進入されて慌てふためくことも多いようであるが。ちなみに家族ぐるみの付き合いのため、あんずとも幼馴染である。
とあるイベントを通じて転校生が成り行きで手に入れた指輪を預かる事になる。周囲にはあくまでただの幼馴染と言っているが、内心まんざらではないらしく時折彼を「ダーリン」と呼んでいる。ただし、転校生はなつみに対する認識が小学生の頃から変わっていないらしく、他のヒロインと遊園地で遊ぶ時の作法をなつみに聞きに来るなど朴念仁過ぎる行動を取って傷つけてしまうこともしばしば。
常に誰かのために尽力する転校生の良き理解者であり、性別の違い故に彼が手出ししにくい安条まいや花音ことりの相談に乗るなど、サポートをしている。紆余曲折を経て生徒会会計に就任した際は全校生徒の前で告白めいた宣言をし、相変わらず周囲には否定しているものの生徒会長となった転校生のそばに居られることに満足しているようである。
裁縫スキル
文化祭のファッションショーに感銘を受け、主催者であるあんずから裁縫の薫陶を受けており、演劇部の衣装製作に協力している。ノベライズによれば美術部の部室には各種衣装製作や補修を承る旨の張り紙があり、軽音部の黒森すずも舞台衣装を発注したことがある。また、転校生の文通相手であった北川ゆきにたびたびゴスロリ衣装を提供している。ほとんど趣味のボランティアだったが、演劇部の湖南やこが復帰してからは正式な予算のもと、多数の駄目出しを受けながらもより精力的に衣装製作に取り組むことになった。
その他、久坂あやめは裁縫を通じて親しくなった。両者には幼馴染がいるという共通点がある。
裁縫を趣味にするキャラは他にちゃんといるがいるが、裁縫関係で関わりは特にない。
交友関係
クラスでは堀田さあやや春風ななと仲が良い。基本的に面倒見の良い性格であり、クラスで孤立しがちな星海こよいをフォローすることもしばしば。その一方で彼女の八方美人な一面を嫌う長居ゆうとは何かと衝突しているが、弁当を作って持ってくるなどその八方美人ぶりはゆうに対しても問題なく発動している。
美術部においては自ら大器晩成型と語っており、天才冴木ももと期待の新星雉子すみれの活躍に焦りを見せる一幕もある。3人の中では比較的常識人のように見えるが、図式上転校生の敵に当たる勢力に協力して暗黒文化祭の準備をしたり、お弁当の中身をダイオウグソクムシの形に飾り切りしたりと常識にとらわれない芸術家的な一面を持っている。
本作を代表するキャラクターの一人であり、登場話数はメインストーリーの主役である鶴海ひまりに次いで多い。電撃オンライン内で実施された特別企画「ゲームアプリ水着美少女公約付き横断総選挙2014」では数多のエントリーキャラを抑えて第1位に輝いた。なお、その後行われた「電撃App美少女キャラ総選挙2014冬」では峰山しおんに次いで4位を獲得している。
大きい
前述の通り大きいと言われることが苦手であるが、メインキャラ71人の中では5位タイの163cm。プロフィール上、それほど大きくないはずだが何となく大きさが伝わる独特の存在感を放っている。なお、同学年では後に新生徒会の仲間となる悠木ともこと並んで1位タイであり、新生徒会発足後のセリフではさらに身長が伸びたらしい。
2016年のエイプリルフールネタでは「大怪獣ナツミ」として巨大化した姿のイラストが公開された。
サービス終了後だがラスピリのエイプリルフールイベで登場し、その際の特殊ホーム画面でなつみだけ他キャラよりも遥かに大きく、ゲームとしては死して尚も大きい設定は健在であった。ラスピリホーム登場時のサイズはホーム画面中にある建物と同程度で、エイプリルフールカードの「大怪獣なつみ」を意識していた可能性が高い。
その他
- カードは殆どが防御よりのステータスであった。特にURで顕著。
- サービス終了後であるにもかかわらず、「ラストピリオド」アニメ版の第10話にゲスト出演。作中ではリーザと同級生であった。