「私は耳を塞がないの」
プロフィール
人物
君咲学院三年生の女の子、電波的な言動が多く『ゆん、ゆん』という独特な口癖を持っている。一部の生徒からは変人や電波女として扱われており、無闇に近寄らないように距離を置かれている。
オカルト研究部に所属しており、同じ部活の双子の姉妹みづき、みなづきと一緒に儀式をしたり、募金の勧誘をしたりしている。
人並み外れた聴力を持っており、学院内の出来事を把握する事が出来るが色々な音が聞こえ過ぎるせいで、人の多い場所にはいられない。同様に騒音を出す電車にも乗ることが出来ず、携帯も電波が不快であるとのことで持ち歩いていない。また音が不快であるという理由と過去のとある出来事が原因で雨を非常に嫌っている。
超聴覚の他にいわゆる超音波を発声することができるというもう一つの特殊能力があり、歌声によって長居ゆうを気絶させたり窓ガラスを割るという離れ業を見せている。
交友関係
メインストーリー『生徒会長再任選挙』では、神樹はじめを生き神として仕立て上げていた。しかし、はじめをその立場から救おうとしたいちかや双子の作戦によって計画は頓挫してしまった。なお、因果関係は不明だがそらは騒動以降悪霊や宇宙人からのメッセージを受信する能力を失っている。また、はじめはそらとの和解を画策し、一計を案じたが逆にそらの怒りを買い、長く禍根を残すことになった。
当初、転校生のことは『心音が綺麗』ということで気に入っていたが春にあったある出来事以降は、転校生に対してほのかな恋心を抱くようになり転校生の前となるといつもの電波的な言動はなりを潜め、借りてきた猫の様に大人しくなるようになってしまった。その後も転校生と関わることが多くなり、次第に恋心が募っていくと同時に自分の様な人間が彼の隣に立っていいものかと苦悩するようにもなる。そして、転校生の隣に胸を張って立てるように自身の聴力や周囲との関係に積極的に向き合うようになっていく。
交友関係も徐々に広がっていき、生き神騒動で出会った早川きこや似た部分の多い水嶌うしおとの絡みが多い。
そして未来の話では衝撃の姿になって登場し、一部のユーザーの度肝を抜いた。
出会った経緯から鶴海ひまりからは顔をあわせるたびに電波女と呼ばれており、少々険悪。ただし、ひまりも学院の一員として幸せに過ごしてほしいと願ってはいる。
同じクラスの神無月ほとりに宇宙の事についてちょくちょく質問するが、面倒くさいのか有る事
無い事吹き込まれている。
天宮るりからは同じ異能力持ちとして一方的なシンパシーを感じられているようだが、そらはるりが初遭遇時に転校生の命を狙った事から嫌っている。
余談
- メインライターである日日日が書きづらいキャラクターらしく、そのためか否かは定かではないが、かつて行われた人気投票で星海こよいに次ぐ第2位の人気キャラであるにもかかわらず、個別単行本シリーズであるヒロインセレクションはこよい以降刊行されていない。ちなみにそらの担当声優・戸松遥は日日日過去作品狂乱家族日記のTVアニメ版で乱崎家長女・乱崎千花を演じている。
- メインストーリーでの出番はあまりなかったが、サブストーリーでの出番は非常に多い。