「わたしは、神さまなんかじゃ、ない」
プロフィール
人物
妹の神樹いちかと共に実家の神社で巫女を務めており、君咲学院の生徒の多くは正月の初詣には神樹神社へ参拝にやってくる。ちなみに奉っているのは「八幡さま」。八雲ちづるの地元に分社がある。
見た目も性格も絵に描いたような大和撫子で、人当たりも良く周囲からの人望も篤い。他人に対しても友好的であり、むしろ他人の為に自分を差し置いて動くという自己犠牲の精神を見せる場面が多い。
真面目で世間に疎く一般常識をほとんど持っていない。いちかを大切に思っており、つい甘やかしてしまう。神秘的な雰囲気に惹かれて「生き神さま」と一部生徒に信仰されている。
神がかったレベルの鋭い洞察力(学院の生徒の中で新聞部のプロパガンダに対して唯一違和感を覚えていた)と高い理解力(本人曰く「人の表情を読んで、話を聞いて理解するのが得意」)を備えており、『生徒会長再任選挙騒動』では対立候補の1人『生き神』に挙げられた。時国そらによって布教され早川きこなど多数の信者を抱える存在となっていたが、本人はこの肩書を嫌がっており、大好きな弓道も勝手に神聖な行事と見られた事に酷く悲しんでいた。なお、ひまりによって『生き神騒動』が解決された後、結果的に傷つけてしまったそらとの和解を図ったが失敗に終わっており、長く禍根を残すことになった。
後に子供の頃は、本当に神がかった力を備えた霊能力者であった事が発覚する。この能力ははじめが成長するうちに自然となくなってしまったが、前述の超人的な洞察力はこの頃身についたものらしい。
規則正しい生活を送っており、ある時刻を過ぎるとスイッチが切れたかのように眠ってしまうという弱点がある。
交友関係
鶴海ひまりとは騒動を通じて「ひーちゃん」「じめじめ」と呼び合う仲がになった。ひまりの活躍で再び普通の女の子として生きられるようになった事に感謝しており、ひまりが巻き込まれるトラブルの解決に手を貸すこともしばしば。
転校生とはたびたびカラオケなど『普通の女子高生っぽいこと』につきあって貰っている。はたから見ればデートしているようにしか見えないが当人曰く「若者文化に触れてみたい母親に、孝行息子がつきあってくれてる感じ」。なお、クラスメイトが事あるごとに髪を触りたがるため、転校生にお礼やお詫びとして髪を触らせている。
なお、転校生と三波なつみとはいちかを巡る騒動を通じて小学生の頃に既に遭遇している。ただし、再会後に当時の出来事に関する言及はない。
各種嫁力の高さから、転校生に好意を抱く三波なつみや丸子みさきからは、目下大きな脅威と見做されている。ただし、独特の包容力があるためいつの間にか懐柔されているパターンが多い。
月見のイベントをきっかけに長らく停学になっていた湖南やこと行動を共にする事が多くなった。なんだかんだ言って面倒見がいいやこと、辛辣な嫌味も全く通じないはじめは不思議といいコンビ(→はじやこ)であると言える。リニューアル後の親愛ストーリーにも「優等生と問題児」という題でこのコンビの一編が用意されている。
鶯木こはると昔ひと悶着あったらしく、「こわいヤツ」と認識されている。
作中に関する注意事項
ストーリーにおいて、神樹はじめが放った矢が着ぐるみを着用した他人(ネタバレ防止の為にAとします)に刺さるというシーンがあります。勿論、あんさんぶるガールズ!のコンセプトに合うようにグロテスクなシーンにはなっていません。この時、彼女は「競技用の矢だから死ぬことは無い」と発言していますが、そんな事はありません。死にます。絶対に真似しないでください。
本来は顧問、主将、選手の個々人が細心の注意を払って事故防止に努めていますが、それでも競技用の矢が刺さった事により死亡または障害を負った方は多数います。行射(弓を射る行為)中に競技場に入る事なんて以ての外です。
もし、ストーリーのようにAが行射中に競技場に入るような事があれば死ぬほど怒られます。元弓道選手だった筆者なら床に正座させて一時間は説教します。それほどまでにAが行った行為は非常に危険です。あのシーンを見て真似してみようと思う人はいないでしょうが、万が一でもこのような事例はあってはありません。見苦しいかとは思いますが、記事の項目を一つ借りてここで警告させていただきました。