「この世界に魔法なんてないかもしれないけど。魔法が魔法であるうちは、わたしは、それを尊びたいの」
プロフィール
人物
双葉姉妹の双子の妹。生徒会では姉の双葉みづきと同じ書記を務めている。
姉より常識を持っており姉の奇行に時々呆れているが、幼い頃に頼っていたため今でもかけがえのない存在として信頼している。
『幸運の双子』の妹の方。姉が黄色い髪留めをしているのに対し、赤い髪留めをしている。オカルト研究部に所属しているが、オカルトに興味を持っているわけではなく姉のみづきにに合わせているだけであり、所属している理由は姉や時国そらと一緒にいるのが楽しいからである。
いつもみづきに引っ張られる形で動いてきたため、やや大人しく主体性に乏しく、自分の事を語るのを苦手としている。みづきがオカルトに傾倒している理由が自分を守るためだと自覚しており、みづきが危機に陥ると陰に日向にフォローしている。なお、彼女らはテレパシーらしき感覚共有能力を持っており、離れた場所にいても互いの考えている事が何となくわかる他、どちらか片方が眠くなるとつられて眠くなったり、どちらかが体調を崩すともう片方も体調が悪くなると語られている。
姉のみづきを通じて水嶌うしおとも仲良くなったが、当初は初めて出来た姉だけの友達ということもあり、嫉妬ともとれる言動もみられた。親しい人間を「名前+ちゃん」で呼ぶ事が多い(例:れいかちゃん、そらちゃん)が、うしおについては長らく「うしおさん」と呼んでいた。
双子の姉と一緒に行動することが多かったが、夏頃から予備校に通い出し、個別に行動することも多くなった。
卒業後
卒業後は姉と別の大学に進学し、実家を離れて寮で生活するようになった。姉に吸われていた栄養が行き渡るようになったかの如く成長期を迎え、新入生歓迎会時点では元の姿のままだったが、オカルト研究会の卒業旅行の頃には身長が大きく伸びた。なお、成長後の身長・体重、スリーサイズは公表されていない。
時国そらが転校生を押し倒す場面に出くわしたり、転校生に肩を揉まれる悠木ともこと遭遇するなど、間が悪いという姉にはない個性を獲得しつつある。