「あんたとは、お喋りしなくてもいいから、気楽だわ」
「あら、なによ転校生」
プロフィール
人物
クールで無表情、テキパキとした性格で面倒見の良いクラス委員長。真面目で努力家。当初はクラスメイトである転校生を優等生揃いの2-Aに放り込まれたトラブルの種と認識していた。しかし、沖縄旅行でナンパ男から助け出された事から、そのお礼に牧場にデート、そのお礼に相合傘と徐々に接近している。一度は様々な偶然が積み重なり、リア充が爆発する寸前まで進展した。
ちなみにさあやによる転校生の人物評は「お人好し」「借金の保証人とかになって破滅するタイプ」であり「何だか放っておけない」らしい。転校生の功績を高く評価する一方、その労苦を気遣っており持ち前の委員長スキルで余計な負担が及ばないように配慮する事もしばしば。『皆の転校生』である事に安心感を感じるほどになるまで信頼しているが、誰に対しても分け隔てなく優しく接する転校生に対してヤキモチらしい感情を見せる一幕もある。
なお、さあやの家族らはさあやの色恋沙汰にかなり(下世話に)協力的であり、デートに備えて上下を見繕ったり、見送りに来た転校生に夕飯を振る舞うなどしている。
三波なつみ・春風ななとは2-A仲良し3人組で休日に一緒に出かける事も多い。恋愛に疎く、なつみにからかわれることもある。
クラスメイトの事をよく見ており、当たり前のように夏野ゆりの成績や八朔つゆりの頼み事を把握している。勤勉で真面目な性格であるため、怠惰で不真面目な長居ゆうとは対照的。何度かマジギレした事があるが、さあや自身はそういった一面も受け入れて友人として認識している。
部活
バレーボール部には同じく二年生部員である梅園かながいるが、友達とは認識していないらしく約束をすっぽかしたり、素っ気ない対応をしたりする事もしばしば。一方、かなはさあやに対してデレているともとれる言動を見せており、温度差は大きい。一度はバレーボール部の練習方針を巡って対立したこともあったが、対決の末和解した。
バレーボール部の後輩である猫塚みけからは、かなと違って優しく接してくれるため慕われている。ただし、みけのネコ語が分かる能力が発揮されるたびに人間かどうか疑っており、受け入れには長い時間を必要とするようである。
無意識に声を出してしまう癖があり、トスするときも敵に読まれやすいという弱点を自覚している。一方でみけからはポーカーフェイスをいかした『フェイクの達人』と評されている。
部が夏の地区大会で敗退後、郵便局でアルバイトをはじめており、年末の頃には楽しくなってきたと語っている。職場で気に入られているらしく、牧場や果樹園のタダ券を貰うこともある。バイトを通じて近所の人たちは顔馴染みになっている。なお1月1日は郵便局→君咲学院→神樹神社とハードスケジュールになっており、この日だけでかなりサブストーリーが密集している。