夏野ゆり
なつのゆり
「……あんたも、こんなに愛想なくて、すぐ殴ったりけったりするやつは嫌い?……変なこと聞いた。忘れて」
寡黙で真面目な性格。2年生ながら吹奏楽部の部長を務めていて、普段から責任ある行動を心掛けている。後輩の早川きこや三善かなえたちを厳しく鍛えている。
八朔つゆりと仲が良いが、妄想が膨らみすぎてしばしば暴走してしまう。
極度の潔癖症であり、他人に自分のトランペットを触れられないようにしたり、水回りの仕事を転校生に押しつけようとする様子がしばしば見られる。ただし、つゆりに関しては例外で吐息だろうが唾液だろうがお構いなしである。
シスコンの神樹いちか、可愛い物好きの久坂あやめと並んでかなり際どい発言をするクセの強い百合キャラ。特にお仕事ガチャでの八朔つゆりへの発言にはドン引きする転校生多数。つゆりとは1年生の頃から同じクラスであり、つゆりの体調の良い日は一緒に遊びに出かけるほど仲が良い友人。つゆりの近くにいるとしばしば正気を失ったような発言をするが、いずれもつゆりには何故か伝わっていない。つゆりの脳が認識を拒否しているのであろうか。つゆりのためならば自分の臓器ぐらい軽く売り渡し、つゆりに仇なす者が現れれば一族郎党根絶やしにする覚悟を既に固めている。なお、このような病状、もとい情熱的な一面を吹奏楽部一年生コンビはまだ知らない。
冷酷な支配者であった先代部長が多くの部員にトラウマを残し、大量の退部者を出した末に「飽きた」の一言と共に部を去ったために、その後を急遽継ぐことになった。部長のやり方には反目していたがその方法論から未だに脱する事が出来ずにおり、きこやかなえへの接し方に悩んでいる。なお、同じくトラウマを刻まれた吹奏楽部の顧問教師(男性)は女性恐怖症になっており、男嫌いのゆりとの相性は最悪と言える。
美化委員長である伊藤さくらはゆりが心を許せる数少ない先輩であり、姉しかいないさくらはゆりを妹のように可愛がっている。ちなみにさくらは似たような理由で転校生を弟扱いしたことがある。
星海こよいとはつゆりを通じて付き合いがある。当初はつゆりを困らせているこよいの事が嫌いだったが、話し合いを経て、徐々に友人と呼べるような関係になりつつある。
自分の父親すらも若干苦手とするレベルの男性嫌いであり、転校生を毛嫌いしている。事あるごとに殴る蹴る、アキレス腱固めなどの(転校生としては比較的ソフトな)暴行を加えている。彼の歓迎会が行われた際はお別れ会と勘違いして張り切って準備をした。初期の頃は触れられただけで歯ぎしりし、目と口と鼻から血を流すほど嫌っていたが、抱っこ・おんぶ・膝枕を経て、もとい自分が好きなミッティーさんのぬいぐるみをプレゼントされた事をきっかけに徐々に態度を軟化させている。なお、当人は否定しているが神樹はじめや夢路まりあからは転校生に対して好意を持っていると認識されている。
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