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CorelDrawの編集履歴2010/12/07 06:55:50 版
編集者:近藤キイチ
編集内容:(アイコンの変更)

CorelDRAWは、Corel社が開発・販売しているベクトルツール

2010年12月現在、最新バージョンはX5(15)。

概要

通常PhotoshopPainterなどのラスタ系ツールは、そのドットに色を指定して描画をしていくが、ドローツールは「A地点からB地点へ太さXで線を書く」などの情報で構成されているため、拡大したり縮小しても画質が変わらない特徴を持つ。

1枚物のポスターや同人誌やイラスト集を作るときに便利。Illustratorの対抗馬として20年前から世界中で発売されているソフトですが、日本での知名度はあまりない。なぜなら印刷業界はほぼ全てMacを使っているなかMacバージョンがでていない点、ちゃんとした日本支社の設立がここ2005年あたりである点があげられる。

この価格帯でIllustrator形式(.AI)が扱える、CMYKに対応しているなど、プロフェッショナルな観点から、Illustratorに対抗できる、数少ないソフトである。

現在はPhoto-Paintなどのセットパッケージとして発売されており、海外では「Adobe Creative Suite Design Standard」と比べられている。(5万円 VS 20万円)

廉価版のEssentialsでもAI形式が入出力可能。DVDのプレスやCDプレス時の盤面のロゴデータを入手してレイアウトする際などにもつかえ、同人誌も作りやすい。(イラストレーターの複数ページ版な感覚。)

サウスパークのキャラクターなども、このソフトで作られている。

特徴

  • Adobe Creative Suiteシリーズに比べて、破格の安さで入手できる。(5万円前後)
  • AdobeでのPhotoshopとIllustratorの関係性が、PHOTO-PAINTとCorelDRAWでなされており、埋め込んだ画像の編集も可能である。
  • Mac発のAdobe系ツールに比べ、Windows発のツールなので右クリック操作が充実している。
  • プラグインがあまり出ていないので、Adobe系に比べて拡張性に乏しい。(バーコード作成機能や寸法ツールは標準搭載されている)
  • Adobe Creative Suite Mastercollection のような全部入りパッケージがコーレルには存在しない。(Painter、Paint Shop Pro、VideoStudio などは同梱されていない。)また、バージョンによって同梱されているソフトの数が違う。
  • Mac版も一時期開発されていたが、現在は開発されていない。

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