まるごしシンジ君
まるごししんじくん
概要
初出は『Fate/EXTRA-CCC』第5章。ランサーの料理が振る舞われる食事会に招かれた主人公を助ける為に、生徒会メンバーが用意した料理処理用フリーソフト。
と言うのも、ランサーの料理は純粋な不味さだけでプレイヤーに大ダメージを与える代物であり、実際に第1のテーブルで"駝鳥肉のボロネーゼ"を食した主人公はそれ相応の有様になっていた。そこで第2のテーブルの"特製シチュー"を目の前にした主人公を助ける為に凛とラニがネットから見つけて主人公に与えたのである。
ちなみに上記の経緯から、元は名前も姿形も別物だったと思われるが、前述の2人が改造して現在の物となったと考えられる。恐らく生徒会を裏切った間桐シンジへの皮肉と考えられる。
性能
一応フリーソフトであり使用料金が無料にも関わらず、ランサーの破壊料理を飲み干せる程度には優秀。
末路と与えた影響
最終的には前述のスープの殆ど(主人公が最初のひと口だけ飲んだ)を飲み干した後に故障・煙を吹きながら機能停止した。
この経緯から主人公は彼(?)を"あの激闘を共に闘った仲間"として高く評価しており、同章終盤でとあるトラブルに巻き込まれたシンジを"まるごしシンジ君"に似ているからと言う理由で救った。
関係人物
- 主人公
使用者。彼(?)に戦友としての経緯を払っている。
- ラニ=Ⅷ
ダウンロード・使用者設定を行った。
- 遠坂凛
外見設定を行った。シンジの外見にしたのは「なんとなく」らしいが・・・?
- 間桐シンジ
モデル。自分の外見を勝手に使われた事については激高していたが、いざ料理を処理する直前になると「頑張れよ、シンジ君」とエールを送って去って行った。
まさかの再登場
『Fate/EXTRAシリーズ』の最新作『Fate/EXTELLA』にて、主人公がサーヴァント達をサポートする為に使う簡易魔術「コードキャスト」の内の1つである"decoy(デコイ)"で出現する事が、ファミ通の同作特集記事で明らかになった。具体的には一定時間敵を誘き寄せる囮役の置物としての扱いである。