概要
AZEL(アゼル)とは旧世紀の遺跡から石版状の装置に封印された状態で発掘され、帝國に対し反乱を起こしたK.F.クレイメン率いる「クレイメン艦隊」に奪取された少女である。
その際、遺跡の警護を担当していた傭兵団は射殺されている。
高い知能を持つ「ドローン」、もしくは「亜人」として知られている旧世紀の科学で創造された存在であり、身体には攻性生物のような白と黒の外殻とドラゴンの尾のような髪を持つが、それ以外の見た目は人間の少女と変わらない。
封印を解いたクレイメンを父のように慕い、帝國軍のコートを羽織った姿で一緒に発掘された黒い「アトルムドラゴン」に乗り、「クレイメン艦隊」を追跡する帝國軍および、傭兵の一員だったエッジとドラゴンを迎え撃つ。
当初はクレイメンの指示に盲従していたが、戦いの中でアトルムドラゴンを喪い、同じくドラゴンとはぐれたエッジと遺跡での共闘を経て、心境に変化があらわれてくる。
その正体とは「人類は塔によって管理されるべき」という旧世紀の維持派によって製造され、中枢部への鍵の役目を持っていたが、「人類は自らで運命を切り開くべき」という破壊派によって奪取され、ドラゴンと共にプログラミング前に封印されていた存在であった。
この荒廃した世界で必死に生きる人々の姿を見て、最後に一つの大きな決断をする。
関連タグ