楊端和
ようたんわ
春秋戦国時代に後の秦始皇帝に仕えた将軍。もしくは同人物をモデルにした原泰久の漫画『キングダム』の登場人物。
史実
史書に記述は少なく
- 紀元前236年に、秦の将軍「王翦」「桓齮」と共に趙の鄴を攻撃した事。
- 紀元前299年に、趙の首都だった邯鄲を包囲した事。
のみ記されている。
キングダムでの概要
アレンジが加えられ、山民族(山の民)の(最大勢力の)女王として登場する。
他の山民族からは「山界の死王」と呼ばれる。女性ながらその武力は山の民一とされ、自ら先頭に立って幾多の山民族を統合していった。幼少より世界を広げたいと考えており、かつてない国の広がりを求めて政と強固な盟を結んで王都奪還に力を貸す。
側近であり右腕であるバジオウを筆頭に、タジフや鳥牙族のシュンメンらを部下に持つ。
物語の途中から配下の山の民が大幅に増え、カタリとキタリを族長とするメラ族や、ダントを王に据えるフィゴ族などを取り込み戦力的もに大きく強化されている。
政が秦の王権を取り戻した後は、山の民を率いて他の原住民族を平定してまわっていたが、趙の李牧が仕掛けた連合軍により窮地に陥った信や政の元に救援として現れた。