『アズールレーン』に登場する、大日本帝国海軍の駆逐艦・宵月を艦船擬人化したキャラクター。
2018年5月末から開催のイベント「墨染まりし鋼の桜」で登場。
期間限定建造でのみ入手可能だったSRの重桜駆逐艦。
キャラクター像
基本的に敬語で話し、何をするにも事務的であまり感情表現をしないクールな子…に見える。
しかしその本質はかなり指揮官への保護欲が強く、指揮官以外へも世話したがりの優しさと健気さを持つ。
クールに見えるという事は春月や指揮官から指摘されて知ってはいるが自覚はあまりない模様。
ただ指揮官との絆が深まるにつれ、「指揮官が自分を傍に置きたがる事」に理解が足りなかった事は自覚して自分が「ドンカン」だったと認める。
身の丈を超える大太刀を持っているが、立ち絵ではもとよりSDキャラでも全く抜刀しない。
目には十字の光が入っており、いわゆる「しいたけ目」である。
性能
秋月型に共通する特徴として、雷撃特化の重桜には珍しい「砲撃・対空重視」の駆逐艦であることが挙げられる。
限界突破で「魚雷装填数+1」を得るのがこのゲームの駆逐艦の大半に共通する特徴だが、秋月型は2回限界突破しても魚雷の装填数は1のまま。雷装値こそ駆逐艦として平均的だが、雷撃は苦手な部類に入る。
代わりに、駆逐艦では珍しく限界突破で「主砲砲座+1」を獲得する。スキル「対空支援」で火力を増す事もできるため、砲撃火力に特化した性能と言える。「防空駆逐艦」の名を持つだけあって対空に秀でており、対空のステータスも対空機銃の装備補正も高レベルでまとまっている。
運用上の注意としては、五十鈴やアトランタ級などと違い、「艦隊の対空の弱点をカバーする」のではなく、「艦載機が飛んでくる場所で活躍する砲撃型駆逐艦」と言うイメージでいた方がいいという点。というのは「対空支援」の発動条件が「敵艦載機を撃墜した時」(敵機を撃墜する艦は宵月自身でなくてもよい)であるため、艦載機が飛んでこない場所では火力バフが発動しないからである。
対空の弱い艦をカバーしたいなら、基本的に対空が得意な軽巡洋艦を入れるべきであり、宵月や春月を採用するのはちょっと違う(新月は自身の対空性能を上げるスキル「対空配置」を持つので、軽巡洋艦の代わりに艦隊の傘役を担うのも選択肢になるだろう)。
スキルレベルを上げないと火力バフの量が大したことない点、主砲砲座+1を得る2段階目の限界突破が事実上必須である点、スキルを確実に発動させるため=敵艦載機を短時間で粉砕するために高性能な機銃を装備する事が必要な点などから、かなりの大器晩成型である。
同じ秋月型の春月とはステータス・装備補正が同一で、スキルも同じなので、運用方法も同様である。