概要
青森県に伝わる妖怪で、南津軽郡浪岡町(現:青森市浪岡)にある十川の釜谷橋にあらわれる。
橋に通りかかった男に声をかけ、それに応えてしまうと憑りつかれてしまうという。
憑りつかれた男は異常なほどの大食いになってしまい、一度に飯櫃を空っぽにするほどの飯を食うようになる。場合によっては自分の大便まで食べてしまうとも伝わる。
そのようになった男は皆が寝静まった夜になると、憑りつかれた者にしか見えない河女に会いに行くようになり、最後は気がふれてしまうと恐れられた。
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