イライ・クラーク
いらいくらーく
うわさ
イライ・クラークは天眼を持つ占い師だが、この不思議な能力は彼の従える使い鳥と密接に関連しているのは明らかだ。
プロフィール
名前 | イライ・クラーク |
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年齢 | 不詳(10月31日生まれ) |
出身 | 中産階級 |
職業 | 占い師 |
好きなもの | 猛禽類 |
嫌いなもの | 商人 |
性能
外在特質
- 使い鳥
占い師は使い鳥を携帯し、使い鳥は占い師の有力な助手となる。
試合が始まると、使い鳥が仲間の位置をマークする。使い鳥が戻ってくるとアイコン長押しで指定した仲間の位置を確認し、必要であればボタンタップで仲間に使い鳥を飛ばしてハンターの攻撃から守ってあげることができる。自身を守る場合は、自分の方へドラッグする。
使い鳥は、ハンターを一定距離からカメラを向けて確認し続けると使用回数を増やすことができる。
- 予言
占い師は極めて優れた予知能力を持ち、ハンターを見るたびに、その後5秒間、ハンターの位置情報を獲得し続けることができる。
- 天眼
占い師が登場する時、ハンターの位置情報を5秒間獲得できる。
- 心労
占い師の使い鳥が(占い師自身または仲間のために)ダメージを1回防ぐたびに、占い師自身の板・窓の操作速度が10%ダウンする。最大50%まで重ねがけされる。
主な立ち回り方
仲間のサポートや救助、チェイスなどの立ち回りができる万能サバイバー。その性能は世界大会でのBAN率の高さが物語っている。
外在特質の「使い鳥」を使用することによりハンターの攻撃を一度だけ防ぐことができ、味方にも使用することができる。これにより、味方を救助するさいに己に使用することで救助狩りを防ぎ、チェイス中の味方に使用することで引き付け時間を増やすことができる。
また、「天眼」により開幕ハンターが誰なのか知ることができ、スポーン位置も把握することもできるため、あえて向かってハンターを引き付けたり、離れることでチェイスを回避することができる。ボイスチャットを繋げておけばほかの味方にもすぐハンターが誰なのかを知らせることが出来るが、シルエットで見えるので見間違え事故が絶えなかったりする。
野良相手でもチャットで大まかにではあるが知らせる事もできなくはないが、試合前にあらかじめ言う必要がある。
「使い鳥」の使用回数を増やすためには一定の距離でハンターを見なければならず、それゆえカメラ視点をハンターに向けながらチェイスするプレイヤースキルを求められる。
それと、「使い鳥」で攻撃を防ぐたびに占い師の板・窓の操作速度が10%ダウン(最大50%)していくので防ぎすぎには注意。
なお、「使い鳥」の巡回中にハンターと遭遇したら攻撃を防ぐことが出来ないので注意。
(味方の方もハンターに見つかりそうになり隠密している時に巡回中の「使い鳥」がやってきてバレるという事故が起きる)
また、「使い鳥」を使用するためにはドラッグする必要があるため、自分が追われていない・解読中なのに自分につけたり、チェイス中なのに味方につけてしまったり、チェイス中の味方につけようとしたらほかの味方につけてしまったという事故が絶えない。
素顔
ゲーム内では目元を隠しているが、バグによって素顔が判明していた。鮮明な画像はこちら(引用元はYahoo知恵袋)
そして、イベントでとうとう占い師の動くアイコン(素顔付き)が出た。(公式が追いついた。)
あちこちで顔バレしているから、もはや公式公認になったのかもしれない。おめでとう。
衣装(スキン)一覧
UR | |
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夜行フクロウ | 不屈の信仰 |
この夜間の案内人に助けを求めよう。もしかしたら、あなたを帰らずの森から連れ出してくれるかもしれない。 | 彼はかつて大空へ飛び立ち、神に恩恵を求めた。しかし神は彼が自身と同じ高さで羽ばたくことに不満を覚え、彼の両目に金を注ぎ、茨で翼を縛り上げた。だが彼はそれによって落ちることはなく、自由への不屈な信仰は決して失われない。 |
SSR | |
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月相 | 歴戦の猟師 |
“晦日の月は破壊をもたらす”。これは彼が暁月の夜で得た啓示だ。 | 様々な冒険を経験してきた猟師は生まれた故郷に戻り隠居しても、心が落ち着くことはなかった。彼は仲間の戦梟と一緒にこの親しみが感じない村を守っている。 |
独歩行者 | 観測者 |
暗闇の中の生存法則、それはこの世で最も堪えがたい孤独を忍ぶこと。 | 崇拝者はそれを異界と呼び、反対者はそれを深淵と名付けた。観測者からすれば、それは得体の知れない物が人の心に及ぼす影響、崇拝者に勢力を与え、反対者に恐怖をもたらす。芸術に通して思考を蝕み、肉体を刻むことは、奴らのもう一種の余興でしかない。 |
2019演繹の星イベントデザイン。 | 「COAⅢ」衣装。 |
SR | |
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羊飼い | 審判者 |
人々は迷子になった羊のように、自分の道で彷徨っている。 | 毛虫が見る世界の終わりを、我々は蝶と化す瞬間だと喜んでいる。 |
血雀 | 解厄 |
私は闇に潜む物を全て見抜く。しかしそれでも、死の網からは逃れられない。 | 彼は仮面を通して虚無と闇を見た。 |
未来預言者 | アテネ自由民 |
僕には僕達二人の運命が見えています。ここで離れ、もう二度と逢うことは無いでしょう…… | この都市は神々のおもちゃ箱のようだ。実にすばらしいが、人形たる我々を閉じ込めるためにのみ存在している。 |
束縛者 | 人間になりたい虎 |
症状:双極性障害 記録:動物と接すると気持ちが高揚し、不安になり、拘束衣を用いても逃げ出さないように用心しなければならない。病院の奥に送られてから、その不安感はより強くなっている。 | 伝説によるとやまよもぎと大蒜(ニンニク)に耐えられないから人間になれなかった。 |
伝説とは「檀君神話」のこと。人間になりたかった虎と熊は神様に人間にしてほしいと祈る。すると神様は、「洞窟から出ずに、100日間にんにくとヨモギのみを食べることに堪えたなら人間にしてやろう」と虎と熊に試練を与えた。熊は肉が食べたくても我慢して人間になれたが、虎は我慢できずに洞窟から逃げてしまう。 | |
新春の予言 | |
新春の予言をここに記す。異獣は目を覚まし、危機が訪れる。用心せよ、用心せよ。 |
R | |
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薄明 | ホーリーライト |
黄昏が舞い降りる時、走り続けるなんかより、その静寂に腰を掛けた方がいいのかもしれない。 | ホーリーライトを見た人は誰もいないが、誰しもそれが白く輝くと思っているだろう。 |
マットイエロー | |
目に刺さる光の反射を抑え、音もなくターゲットの背後に現れる。 |
携帯品
UR | |
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涅槃(ねはん) | 涅槃の炎は災いを焼き尽くす。 |
特殊効果:使い鳥の火焔効果を増す。フクロウが炎の冠をかぶる。使い鳥に守られた時、そのキャラは左肩から炎の羽のマントを羽織ったような見た目になり、フクロウ自身はオレンジのオーラを纏う。 |
余談
使い鳥
占い師と共にいるミミズク(URとSSRの衣装の時は種類が変わる)は常に片目を閉じている。ただしイベントストーリーの登場人物である「歴戦の猟師」の使い鳥は両目が開いている。
※公式で両目が開いているものもあるので、間違えても気にしないようにしよう。誰にでもある。
展示モーション等や待機モーションでは占い師にとてもなついている様子を見せており、占い師の方も「好きな物」や「心労」で分かるようにとても大事にしている。
pixiv内では占い師が使い鳥を溺愛している様子が描かれていたりする
探偵(プレイヤー)からは「ポッポちゃん」「ピーちゃん」などといったあだ名で呼ばれてる
ちなみに性別は不明。(公式から公表はされておらず、pixiv内では雌として描かれてる作品が存在しているが、占い師の誕生日祝いにて、公式アカウントからお祝いの言葉への返信の中で使い鳥の事を彼と呼んでいた)
背景推理(ネタバレ注意!)
この先ゲーム内における「背景推理」のネタバレを含みます。
1.ムクドリ | はーい、元気? |
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日記1:あれは、黒地に白い斑点がある可哀そうな鳥だった。ブナの木から地面に落ち、羽を痛めてしまったらしい。冬も近い、あそこで死を待つあの鳥を見ているだけなどできない。 | |
2.未練 | 動物と関係性を築くのは不思議なことだ。 |
日記2:羽は完全に回復したらしい。問題なく飛ぶこともできる。でも、どうやら離れがたそうにしているみたいだ。冬が来る前に群れに帰らなければ、危険なことになる。明日もう一度、あのブナの木のところで試してみよう。 | |
3.メッセンジャー | ムクドリは知者のためメッセージを届けてくれる。 |
日記3:あのブナの木の下から、ようやく翼を広げ枝に飛び上ることができた。しかし、私が離れようとするたびに肩に飛んでくる。どうやら私をこの場に留めておきたいみたいだ。 | |
4.デュイド | とても難しい復興だ。ローマ人が征服した土地では特に。 |
どうやら正真正銘のデュイドの占い師を連れてきたらしい。 | |
5.輪廻 | 人の魂は朽ちることはない。一定の年月の後、再び違う身体に入るのだ。 |
日記4:フクロウの身体は、輪廻する前の魂を入れる器になれる。彼らの予言が間違ったことはない。その聡明な眼から、普通の鳥には感じられない知性と平和を見ることができる。 | |
6.誓約 | 引換えに、背くことのできない誓約を交わす。 |
「フクロウの目が閉じていようが開いていようが、その聖潔な魂の言葉は、形あるものに縛られるべきではない。」 | |
7.ゲキウ | とても贅沢で人を魅入らせ、そして重々しい。 |
日記5:彼女と初めて会った時の事は生涯忘れないだろう。あれは、人生に最も美しい時だった。どうして彼女がそれほどまでに特別なのかは分からない。しかし、共に過ごした時間は実に魅力的なものだった。彼女を失うなど、耐えがたい事だ。 | |
8.予言 | 「彼女に教えるべきではない。」 |
ゲキウの手紙:小麦市場に対する予言、ありがとうございました。おかげさまで、父が大きな損失を被ることもありませんでした。短時間で、輸送時間がこれほど短縮されるなど、誰も予想できなかったでしょう?あなたの言う通り「大きな変革により、農作物が簡単に手に入る」ようになったのですから!ソーシャルシーズン終了後に会えることを楽しみにしております。 | |
9.静寂 | どれほど声を張り上げようと、返事が返ってくる事はない。 |
日記6:あの声は消えた。フクロウには全てわかっていたのだろう。これが誓約に背いた罰なのか。 | |
10.解決の道 | 後に引きたくない。いや、引けないのだ。 |
ゲキウの手紙2:親愛なるイライ。あなたに何があったか耳にし、とても心苦しいです。あなたの言う誓約ですが、まるでウェールズの英雄ラウ・ル・ガフェスのよう。昼も夜も駄目なら夜明けや夕暮れ、徒歩も馬に乗っているときもだめなら片足を山羊の上に置き、もう片足を鍋の中に入れさせればよいのです。きっと、問題を解決できる方法はあるでしょう。 | |
11.再び | あの声がまた、脳裏に聞こえてきた。 |
「君は招かれるだろう。何が何でも、受けるのだ。」 |
背景ストーリー
小さい子供の時から「幻影」が見えた。その一部の幻影と会話することを通じ、斬新な視点からこの世界を観察し始めた。婚約者との約束のため、招待状を受け取りやってきた。
公式サイト版「イライは小さい頃から‘幻影’が見えるそうだ。幻影による一部の人々との対話で、彼は新たな目線でこの世界を観察し始めた。しかし、この能力は彼により良い経済的な生活を与える事が出来なかった。婚約者のためにエウリュディケ荘園の招待状を受け取ったが、彼の奇妙な能力は役に立てるのか。」さらに本国版では「ケルト文明と密接に関連したイングランド南西部の小さな町で生まれた。」と紹介されている
大まかな背景ストーリーの要約
イライ・クラークは天眼によって小さい頃から幻影を見ることがあった。 幻影というのは輪廻する前の魂であり、イライはフクロウを通してと彼らと対話をすることで新たな目線を得ることができた。 ある時ゲキウという美しい女性に恋をし、彼女の力になるために誓約を破って小麦市場のゆくえを教えた。 そのお陰でゲキウの父は多大な損失を防ぐが、代償として力が使えなくなってしまう。 婚約者となったゲキウはイライにルールの裏をついて取り戻すよう提案するが、そんな中フクロウに荘園に行くよう告げられ、エウリュディケ荘園に行くことになる。
誕生日に占い師から探偵に送られた手紙
(プレイヤー名)拝啓
尊敬なる(プレイヤー名)様:
お変わりなくお過ごしでしょうか?
この度、貴殿が全てのチャレンジタスクを順調に達成できたこと、大変嬉しく思っております。
御礼と言ってはなんですが、ウェールズの英雄であるスェウ・スァウ・ゲフェスの妻ーーブロデイウェズの話をしましょう。誓約を破ったあと、彼女は何を手に入れたのかを。
「裏切られたスェウは、グロヌウ・ペビルの槍に刺され、鷹となって飛び去った。スェウの叔父・グィディオンが彼の後を追って行くと、彼が高いオークの木に留まっているのが見えた。グィディオンは唄を唱え、スェウがオークの木から落ちるよう誘導し、彼を人間の姿に戻した。スェウの治療を終えると、彼らはグロヌウとブロデイウェズに占領されていた土地を取り返した。それだけではなく、グィディオンは逃げたブロデイウェズに追い付き、彼女を一羽のフクロウに変えた。他の鳥に酷く憎まれているフクロウに。
グィディオンはブロデイウェズの結末を宣言する:お前は日の当たる場所で己の顔を見せることはできない。お前は永遠に他の鳥に憎まれているからだ。彼らはどこでお前を見つけようと、お前を苦しめ、お前を蔑む。そして、お前は永遠に自分の名を忘れることはないーーブロデイウェズ。」
哀れなブロデイウェズよ、これ故に人々は誓約を破らないよう互いに忠告するのだ。「自ら」破るなんてもっとありえません。
最後に、貴殿に一つ質問があります。
私の使い鳥の名について、あなたはご存じですか?
では、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
誠意を込めて
イライ・クラーク
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