エルファーシア・エル・アークライン
えるふぁーしあえるあーくらいん
CV:柚木涼香(PS版のみ、PC版はなし、アニメ版は非公開)
プロフィール
フルネーム:エルファーシア・エル・アークライン(愛称「エル」)
職業:お嬢様
家族構成:父、母
住所:王都バランの高級住宅地(ゲーム版)、バラン郊外の豪邸(アニメ版)
概要
PCゲーム「ロマンスは剣の輝きⅡ」に登場するヒロインで同作のメインヒロイン。
バランの高級住宅街に屋敷をかまえる豪商アークラインの一人娘。ある事情から、めったに屋敷から出ることもない深層の令嬢(箱入り娘)として育てられた。
世間知らずだが、とても素直で純真な性格。母ローラからもらった『銀の虹』をなくしてしまい、星に願いをかけていた最中、グライダーの事故でバルコニーに落ちてきたキースを天使だと思い、『天使様』と呼んで、『銀の虹』を探してくれるように頼んだ。
ゲーム中ではちょくちょく会いに行くこともでき、彼女のイベントも用意されているが、
箱入り娘なので、彼女がキーパーソンとなる最終局面までは、中盤のイベント以外はずっとNPC扱いである。
そのため、彼女の好感度を上げるには贈り物を贈ることや、『幸福のペンダント』を贈る、『ドレス』をプレゼントするなどのイベントをこなすことが必要。
中盤、湖に遊びに行くイベントがあり、そのときにはパーティーメンバーとして戦闘に参加させることもできる。このときにエルファーシアを戦闘要員に加えた状態でクリティカルヒットを見せれば、エルファーシアの好感度を上げることができる。
ただしエルファーシア攻略に必要なイベントをこなさないと、彼女とのエンディングは迎えられない。
物語のキーパーソン
何故、終盤まで基本的にパーティーメンバーに加わらないエルファーシアがメインヒロインなのか、エルファーシアが何故箱入り娘として育てられたのかは、最終決戦の後で明かされる。
エルファーシアの先祖はクレア族であり、エルファーシアは隔世遺伝でクレア族のクリスタルを額に持って生まれたため(通常のクレア族の者が持つクリスタルよりも小さなクリスタルが額にある)、エルファーシアの将来を憂いたアークラインはエルファーシアを世間にふれさせない、箱入り娘として育てた。
母ローラもエルファーシアの将来を案じていて、キースに「忘れないであげてね。あの子の見た目がどうであれ、エルはエルなんだってことを」と、これからもエルファーシアの友達でいてほしいと頼んでいた。ちなみにローラはキースのことを認めていて、エルファーシアエンディングで、キースがエルファーシアを連れていくのを公認していた。
最終決戦の後、エルファーシアは自分のクリスタルを見せて自分がクレア族と人間の子孫であることを明かすことで、クレア族と人間の共存は可能であると語り、戦いを終わらせた。
その後、額のクリスタルのことが公になり、嫁の貰い手がなくなると慌てたアークラインは強引に貴族との結婚を進める。キースは身分違いもあり、普通には結婚できないと思い、エルファーシアをさらって逃げた。
エンディングでは、キースと共に逃亡生活を続けるが、アークラインの追っ手に見つかって別の町に逃亡…という愛の逃避行を続ける日々を送っていた。