黒梨花
くろりか
「ひぐらしのなく頃に」の登場人物、古手梨花(ふるでりか)の超越者としての顔。
何度も同時間軸上をループするのが特徴である「ひぐらしのなく頃に」。
しかしいずれの世界(これをカケラと呼ぶ)でも、最後には必ず惨劇が起きてしまう。
その惨劇で部活メンバーの殆どは必ず死んでしまうが、稀に生き残る者もいる。
しかし古手梨花は、必ず昭和58年に何者かによって殺されてしまう少女である。
その為彼女は、「仲間達全員と共に生き残る、昭和58年の後の幸せな未来」を求めてオヤシロ様こと羽入と共に、何度も何度も同時間軸上を繰り返している。
普段の梨花は「にぱー☆」「~なのです」などの幼児言葉を使う、可愛らしい少女を演じている。(この口調は羽入の真似)
しかし本当の彼女は、何度も繰り返す世界に疲れ、肉体と精神の年齢がちぐはぐになってしまっている。
性格は大人びていて、羽入に対してSな面も見せる。
この裏の顔を、黒梨花と呼ぶ。
梨花は自分のことを「100年の魔女」と呼んでいるが、実際には100年以上生きているものと思われる。
同じく竜騎士07氏作の「うみねこのなく頃に」の登場人物、魔女・ベルンカステルと古手梨花は同一人物だという説もある。
実際、ベルンカステルと黒梨花は正確・口調・容姿が似通っている。
また、「ひぐらしのなく頃に」の各章の前には
「Frederica Bernkastel(フルデリカ・ベルンカステル)」の詩が書かれている。