モス(悪魔くん)
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CV:三浦雅子
概要
漫画・アニメ『悪魔くん』のキャラクター。蝶の妖精。TOP画像は人間に化けているときの姿である。
アニメ版では第15話に登場。赤色の帽子に黄色いワンピースを着用し、ピンクと水色の模様がついた青色の蝶の羽をはやしている。
本来は心優しい蝶の妖精だが、妖精族の女王ティタニアが人間界の醜い争いを嘆いて平和な世界が来る日まで長い眠りについてしまった上に、友達である蝶を面白半分に捕える人間を見たことで人間を憎むようになってしまう。そんな心をクエレブレにつけこまれて利用されて、貧太や百目たちを捕えて蝶に変えた後に針で刺して復讐しようとしていた。百目たちを助けに来た真吾たちを阻もうと立ちはだかるが、真吾や鳥乙女の説得を受けたことや、蝶に「この人たちは悪い人じゃないわ。だってあたしが蜘蛛に襲われたときにこの人(こうもり猫)が助けてくれたのよ」と言われたことから(こうもり猫がその蝶を助けたのはただの偶然だったが)、戦いをやめて考えを改める。
だが本性を現したクエレブレによって、妖精界は暗黒に包まれて窮地に陥るが、異変を感じたティタニアが目覚めて、クエレブレを取り込んで無力化したことで助かった。
目覚めが早すぎたティタニアは悪魔くんのオカリナの力で再び眠りにつくことになり、そんなティタニアにモスは「さようなら。いえ、おやすみなさい女王」と言って、自身もいつか人間たちが変わることを願っていた。
漫画版では第5話登場。外見は普通の少女の姿をしている。死者の魂から生まれた蝶の精霊で、キスした相手の魂を奪う能力があり、貧太や情報屋、さらにはメフィスト2世の魂までも抜いてしまった。そして真吾の魂も奪おうとキスを迫ったが、真吾には抵抗されたため、本性を現して真吾を連れ去り、繭に包んで蝶に変えた後に大きな針を刺そうとしたが、助けに来た幽子と戦闘になる。仲間の精霊を呼び出し、幽子をかみ砕かせたり叩いたりして餅状にしてしまったが、それでも死ななかった幽子の反撃で餅状になった幽子に包まれ、本来の多数の蝶の姿に戻って飛び去って行った。