エルマ(ヨルシカ)
えるま
エルマ(ヨルシカ)とは、n-bunaが作曲した楽曲に描かれる物語に登場する少女。またヨルシカの2ndフルアルバムである。
作品の中にこそ神様は宿る。それが彼の口癖だった。
私達人間の中では決してなく、人間の生み出した
作品の内側にしか存在出来ない。
神様を宿した作品っは数多存在すれど、
神様の宿った人間など一人も存在しない。
だからこそ手の届かない位置にまで行ってしまったそれを、
私達は崇めるように触れるのだと。
今でも覚えている。雨の伝う窓辺で指先を滑らすようにして
日記帳の背をなでる彼。
彼はいつだって思い出の中を生きてきた。
ーエルマの日記帳より
曖昧さ回避
- ヨルシカの2stフルアルバム(本項では主にこちらを解説する)
- ヨルシカの1stフルアルバム『だから僕は音楽を辞めた』の収録曲の一曲
- n-bunaが作曲した楽曲に描かれる物語に登場する少女
概要
ヨルシカのメジャー1作目となる2ndフルアルバム。発売元はユニバーサルJで、2019年8月28日に発売された。前作『だから僕は音楽を辞めた』の続編で、n-bunaの描く物語を軸に楽曲を書き下ろしたコンセプトアルバムとなっている。
今作は、旅をしていた前作の主人公である青年「エイミー」から送られてきた手紙に影響を受けた少女「エルマ」が曲を手掛けており、エイミーと同じ道を辿るというストーリーとなっている。
オリコン2019年9月9日付の週間ランキングで最高3位を記録し、 同日の週間デジタルアルバムランキングでは最高1位を記録した。
収録曲
・全曲作詞・作曲・編曲 n-buna
# | タイトル | 日付(2019年) |
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1 | 車窓 | 3月14日 |
2 | 憂一乗 | 9月5日 |
3 | 夕凪、某、花惑い | 3月22日 |
4 | 雨とカプチーノ | 9月3日 |
5 | 湖の街 | 5月1日 |
6 | 神様のダンス | 5月28日 |
7 | 雨晴るる | 6月30日 |
8 | 歩く | 7月8日 |
9 | 心に穴が空いた | 9月6日 |
10 | 森の教会 | 7月22日 |
11 | 声 | 7月28日 |
12 | エイミー | 9月16日 |
13 | 海底、月明かり | 9月12日 |
14 | ノーチラス | 9月12日 |
※日付は、エルマがその楽曲を作曲した日付とされる。ただし『ノーチラス』のみはエイミーが書いたという設定になっている。5・10・13曲目はボーカルなしの『器楽曲』となる。
関連タグ
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