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1 概要和名は釣り床(つりどこ)。
元々は南米の熱帯に住む先住民族独自の寝具とされており、壁や柱、野外では木などに両端を吊って使用する。
現代では野外での昼寝や休息を取る時に用いられる場合が多い。
16世紀以降は揺れの激しい大型船の船員用寝具として世界各国に広まり、多くの人員を要する海軍の水上艦に関しては第二次世界大戦終結頃まで採用された。
現代の日本においてもリラックス用アイテムとして一般的な存在ではあるが、設置にはある程度のスペースと頑丈な支柱が必要となる。
また使用者の体格などにもよるが、ある程度の慣れがないと腰掛けた時や寝返りの際に転倒しやすくなる。