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オムニマン

おむにまん

オムニマン(Omni-Man)とはアメリカンコミック『インビンシブル』に登場するキャラクターである。

本名:ノーラン(Nolan)

オムニマンはインビンシブルの父親であり、ヴィルトラム人という惑星ヴィルトラム出身の異星人である。超人的な怪力、耐久力、スピード、飛行能力を持つ。ヴィルトラム人の男性は特徴として大きな口髭をたくわえている。

地球に現れたノーランは、やがてベストセラー作家のノーラン・グレイソンという身分を得る。地球上で最も偉大なスーパーヒーローとして活躍し、自分が救った女性デビーと結婚、息子マーク・グレイソンを授かった。それまで、自分の存在は人類の技術を向上させ、地球外の危険から地球を守るためのものだと主張していた。しかし、後にノーランはヴィルトラム帝国から地球を征服するために送り込まれたことが明らかになる。

ノーランが生まれた惑星ヴィルトラムは、人口の半数を失う壮烈な内乱で弱者を排除し、強力な戦士が支配する帝国となった。ノーランは帝国のために他の惑星の征服を誓い、部隊を指揮するまでになる。帝国はヴィルトラム人が長寿である特性を利用して、征服する惑星の社会に溶け込み、抵抗する力を弱める戦略を決定する。ノーランはこれを引き受け、地球で任務を遂行していた。

地球でGDAの指揮官セシル・ステッドマンと出会ったノーランは、人間の文化を学び、より人間らしく見えるようにグレイソンという名字を名乗る。一方、セシルはノーランを地球で最も強力なスーパーヒーロー「オムニマン」として祭り上げ、ノーランは地球の安全に貢献した。その結果、スーパーヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ザ・グローブ」と出会い、仕立て屋のアート・ローゼンバウムからオムニマンのコスチュームをデザインしてもらう。彼らには自分が地球に来た理由を偽っていた。

ノーランはオムニマンとなり地球を守るため戦い続けた。父親としてマークを育てながら、いつか自分と同じような超能力を手に入れることを明かした。マークにも偽りの生い立ちを語っていた。マークが超能力を得るとトレーニングを指導し、アートにコスチュームをデザインさせ、マークはスーパーヒーロー「インビンシブル」となった。ノーランはマークの成長を見届け、真実を明かすことを躊躇していた。