本項はネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください。
概要
人間の女の子で、アンの親友の一人。
ベリーショートの髪に、緑のヘアピンが特徴。
アンとは色違いの緑色の制服に、グレーのパーカーを合わせて着ている。
アン、サーシャと共にアンフィビアに飛ばされ、長らく消息は明かされなかった。
そしてついに、シーズン2・6話「Marcy at the Gates」にて本格登場した。
イモリが住む地「Newtopia(ニュートピア)」におり、アンとプランター一家がニュートピアに訪れた際にアリの軍隊に襲われかけた所を助け、門の上からロープを伝い降りてきた。
しかし、着地寸前にロープが切れ、落ちてしまう。
ホップポップはイモリだと認識していたが、アンは彼女の挙動を見てマーシーだと気づき、名前を呼ぶ。
そしてマーシーもアンに気づき、互いに喜びの抱擁を交わし、再会を果たした。
知性的で、よくメモを取っている。
パズルと計算が得意らしく、テストの成績もA+と、かなり頭が良い様子。
人間界では、アンとサーシャとテーブルゲームで遊んだりしていた。
右手と左手どちらでもペンを持って日記を書いている事から、両利きである。
かなりのドジっ子なようで、人間界では会話とメモに夢中で清掃中の水を引いた床に足を踏み入れかけたり、ゴミ箱にぶつかって顔ごとはまったり、チャックを閉め忘れたリュックから次々と物を落としたり、あらゆるトラブルに見舞われている。
バレーの試合中にゲームをしたり、興奮してテーブルの上に乗ったりなど、散漫な行動も窺える。
そのため、アンからはたびたび注意を向けられ、助けられている。
サーシャはそんなマーシーに手を焼いているようだ。
また、オタク気質で筋金入りのゲーム好き。好きなRPGの魅力を初対面のプランター一家に饒舌に話し、一家を戸惑わせていた。
アンとはとても仲が良く、アンは「Mar-Mar」「Marble」、マーシーは「Anna Banana」と、時々愛称で呼び合っている。
重要な話をしている途中でも戯れ合いを始めたり、相当気の置けない仲のようだ。
アンから「サーシャと喧嘩をした」という事情を聞き、「サーシャの判断なしでどうしたらいいかわからない」と言うアンに、マーシーは「自分達が故郷に帰る方法を見つけても、サーシャがいなければ意味がない」と述べる。
そしてアンとマーシーはともに「自分自身で何をするか決めるべきだ」と決意し、「サーシャを見つけて故郷に帰ろう」と宣言した。
アンに賢さをうらやましく思われていたが、実はマーシーもアンが自然と人との繋がりを作れる事をうらやましく思っていた。
また、人の目を見るのが苦手であるらしい。
お泊まり会の際には、杖を持ったキャラクターの絵と「ROLL PLAY」の文字がプリントされたパジャマを着ている姿を見せた。
お泊まり会でサーシャが作ったという、自分の怖いものを記すノート「Book of Losers」におばけの絵が描かれている事や、「Scare-dare Challenge」で暗闇の中を不安そうな表情で歩く姿から、どうやらおばけや肝試しが苦手なようだ。
シーズン1で姿のみ登場していた時と、シーズン2で本格的に活躍を見せるようになった現在では、雰囲気がかなり違っている。
シーズン1での登場ではどこか怪しそうな笑顔を浮かべており、温和でフレンドリーな姿を見せている現在と印象のギャップが激しいのだが、なぜそうかは不明である。
2020年8月の時点での原作者・Matt氏の回答によると、それについて話すのは、今の段階では「ネタバレになる」との事。
名前について
マーシーの苗字「Wu(ウー)」は漢姓であり、おそらく中国系だと思われる。
漢字は「吳」が一般的だが、他にもWuと読む漢姓は存在する。
原作者のMatt氏によると、Wuという苗字を知っていたため、マーシーの苗字に決めたとの事。
ちなみにMarcyという名前は「軍神マルス」が由来で、マルスは戦の神、農耕の神として知られ、勇敢な戦士や青年の理想像として慕われている。
マーシーはニュートピアで護衛をしており「Master Marcy」と呼ばれていて、像も建てられている。
タグについて
タグは「Marcy」のほうが使われている。
関連イラスト
マーシー・ウー に関するイラストを紹介してください。