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編集者:寒立馬
編集内容:新規記事作成

テストパターン

てすとぱたーん

テレビ放送が始める10分くらい前から音楽に乗せた静止画で画面の調整を行うもの 放送形式がデジタルになってからは円形の放送はなされなくなった。

概要

テストパターンとは テレビ調整用の画像、音声信号である。

一般家庭(小規模なテレビ店)ではパターンジェネレータなどの高価な信号発生器を持てずこの放送で調整や修理を行った。

調整の仕方

メイン画像のように中の白い円がブラウン管の上下に来るようV.SIZE 外側の黒い円が左右に来るようにH.SIZE を調整する。円が正しく円になるようにH(V)LINEのつまみを任意動かす。

なお小型テレビはわざとはみ出すように調整され(オーバースキャン)テレビを並べて販売すると画面サイズが見かけ上大きいというものもあった。

ただしこれらは、初期のテレビで真空管がエミ減(増幅率低下)やもともとの性能が悪かったりSONY初のトランジスタテレビした場合、調整しても真円が得られず、販売店の修理になることがあり、家庭に入っての修理の場合放送開始時刻のが遅い東京12チャンネル(関東地方)や県域の独立局で修理調整された。

カラー放送が始まると番組後半はカラーバーになりカラー調節(COLOR TINT/HUE)をおこなう。

ただしカラーバーだけでは人物の肌色の再現は難しいものがあった。

バックの音楽はハムやバズのないように調整することができ最後は放送開始IS(インターバルシグナル NTVなら鳩の休日が流れ、呼び出し符号の読み上げ時に音声多重対応の場合の確認がなされた)

NHK総合ではかつて午後4時5分から受信相談という5分番組も行われ人肌の色合い調整で基準となるバラを持った女性やベレー帽の女性(いずれもスライドフィルム)が登場していた。

回路のIC化による信頼性向上ブラウン管の性能向上により調整を行わなくてもまずまずな画像が得られるようになり受信相談の終了、テストパターン放送の短縮(24時間放送)が行われるようになった。

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テレビ 試験電波 カラーバー

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