概要
1960年3月、東京オリンピック開催を見越して開業。
当初はショッピングモールも併設された大型高級ホテルとして知られたが開業から20年も経たないで経営不振となり、違うオーナーの手に渡る。
1982年2月8日に宿泊客の寝タバコが原因とする大火災が発生し、33人が死亡するという大惨事となる。
被害を拡大化させた根本的な要因として、元々設計が古かった複雑な館内の間取りを改装しなかった事、スプリンターや脱出設備などの整備や十分な人員配置を怠った事などが挙げられ、元々メディアを前にしての言動で印象が悪かったオーナーに日本中から非難の声があがった。
建物はかなり長い間そのまま残され、1996年に解体。
2002年12月、跡地にオフィスと高級マンションからなるプルデンシャルタワーが完成した。
当時ホテルニュージャパンは芸能人がよく仕事で利用する事でも知られており、ビートたけしや明石家さんまなどは直前で宿泊を取り止めて難を逃れたと証言している。
またこの火災の翌日には、日本航空のダグラスDC-8-61が羽田空港沖の東京湾に不時着水する事故が発生。
東京消防庁とマスコミは両方の対応で忙殺状態となった。
その他火災事故の詳細についてはきちんとした報道機関の資料等を参照して頂きたい。