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二十世紀電氣目録の編集履歴

2021-07-08 00:53:44 バージョン

二十世紀電氣目録

にじゅっせいきでんきもくろく

結城弘原作の小説。全1巻。

明治、大正、昭和、平成……

時代は変わる。

でも恋は変わらない。


概要

明治時代の京都を舞台にした小説。第8回京都アニメーション大賞奨励賞受賞。

KAエスマ文庫より単行本が発売されている。

また京都アニメーションからもアニメ化が発表されている。


あらすじ

時は明治時代。二十世紀を迎えたばかりの日本・京都。

西洋文化が馴染み始め、街に電気の明かりが灯りはじめたその時代。

和と洋。過去と未来が入り交じる不可思議な時代。


そこには決して歴史には語られない、その時代を確かに生きた市井の人々がいた。

これは戦争でも、政治でもない。

あの時代。歴史には残らない、どこかにあった恋のひとつ。



明治四十年の夏。京都伏見に住む百川稲子(ももかわいなこ)は、何をやっても上手くいかず、父親に叱責される毎日。彼女にとって唯一の救いは、神仏に祈り信じることだけだった。


ある日いつものように伏見稲荷で手を合わせていると、「見えへんもんは信じひん」と吐き捨てる自由奔放な少年・坂本喜八(さかもときはち)と出逢った。彼は神仏を否定し、これからは電気の時代だと豪語する。


そんな折、稲子に突如結婚の話が持ち上がる。父の一方的な決定に、しかし自分の価値はそれくらい、と諦める稲子。喜八はそんな彼女の逃げ出したいという本心を引き出し、閉ざされた家から連れ出した。


結婚を止める唯一の方法は、奇書『電氣目録(でんきもくろく)』を探し出すこと。

それは喜八が幼い頃に書いた電気に関する予言書で、かつて兄・清六(せいろく)が持ち出して行方知れずとなっていた。


喜八と稲子の二人は『電氣目録』を探し、京都・滋賀の地を逃げ回る。

消えた『電氣目録』。そこに隠されていた秘密とは――。


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