概要
この世の知性を司る5人の賢者「Voices」によって創造された究極の仮想世界。
用語説明
<U> 世界最大のインターネット空間であり、アカウント数50億を突破して、なお拡大を続けている究極の仮想空間である。さまざまな人間が<As>を用いて他人と交流することができる。
意思疎通は音声と文字を介して行うことが出来るほか、ボディシェアリング機能によって、自分の体の動きや感情も伝えることが出来る。言語による弊害は劇中の描写では一切なかった。これに加え、劇中ではベルやペギーズがライブを行っているように、思想、思考、作品などを持ち寄り伝える、一種のSNSとしての機能を果たしている。
<As> <U>空間内で使用するアバター。ボディシェアリングを用いてスキャンした生体情報から自動生成が行われ、デバイスが常時本人の生体情報と連動している。
一人のアカウント<オリジン>に対して、一つの<As>しか使用できない。そして<As>は、オリジンの所有者の隠された能力やその思考を無理矢理アバターに反映させていると、劇中で説明されている。又オリジンが受けた心理的、肉体的ダメージは<As>にも表示される。
<U>内の<As>の視覚はボディシェアリングによって<オリジン>に直接同期されており、所有者はまるでそこに本物の<U>が存在しているように見える。
竜の城 <U>のどこかに存在している竜の根城。<U>の廃墟と雲に紛れて存在しており、ジャスティスは最大の目標である「竜のアンベイル」を果たすために探し続けていた。内装や様式はゴシック調やルネサンス調が入り混じった美しいモノではあるが、一部が破損している。なお、中心部分には赤と黒のバラが咲いている。
AI=人工知能。劇中では竜が数体のAIを保有している。その思考や振る舞いはまるで生きているようでもあり、彼等がジャスティスによって痛めつけられた際は呻き声をあげ、ベルを心配させていた。
自警団組織ジャスティス=<U>の治安維持を目的として自然発生した自警集団。正義を掲げる<ジャスティス>を中心として数人の幹部と、配下の兵士によって構成されている。
肉弾戦や斧、チャンバラを用いて行う戦闘が多いが、その最大の武器として<アンベイル>を使用できることにあり、これらを使用して治安維持を行っていた。
アンベイル=ジャスティスが保有する鉱石を用いた「兵器」であり「正義の力」。この鉱石の光線を<As>に照射することによって、その現実の姿である<オリジン>を<U>に戻す力を持つ。
いわゆる「晒し」を行うもの。この力を使ってジャスティスたちは「治安維持」を行ってきた。
関連タグ
OZ(サマーウォーズ):過去作でのインターネット仮想空間。