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編集者:星山瑠華
編集内容:専用スキル等の事を書いた

「誰かに任せるなんて私にはできない。

必ず私の手で、家族の無念を晴らしてやる」

概要

CRYSTAL ep.IIIマップ1を完走することで入手できるキャラ。

専用スキル「ソウルイクリプス」を装備することで「異端者 セーレ」へと名前とグラフィックが変化する。

メインフレームの代理構成体の少女。

代理構成体とは、ネメシスと戦うために人間とプログラムを融合させて戦闘能力を与えた存在。

平たく言うと改造人間である。

幼い頃、ネメシスの代理構成体GENE(ジーン)に家族を領域ごと滅ぼされてしまい、メインフレームに引き取られた。

セーレは家族の仇を取るためにメインフレームの代理構成体となることを選び、改造を何度も受け続けていた。

そして彼女の上司であるメインフレームの最古(オリジン)・再生者ディアンの命令で仇であるGENEの捕獲に向かう。

ストーリーでの活躍

セーレ、シエルのストーリー

実は彼女はメインフレームから洗脳を受けており、GENEはネメシスの代理構成体などではなく、メインフレームから用済みとされ、処分予定の代理構成体で彼女の実の父であった。

彼女が受けていたGENEの捕獲命令も、GENEはティフォンやシクサールといった、すでに消滅した最古のデータを組み込んで作られた代理構成体だったため、これがネメシスの手に渡る前に処分したかったが、直前になって逃亡されたためであった。

セーレはGENE改めジーン・ザインを父だとわからず、戦闘をしていたが、メインフレームの細工により、瀕死の重傷を負ってしまう。

そこでジーンは自らをセーレと融合させたが、セーレはこれによって全てを思い出し、自分をこのような境遇へと追いやったメインフレームとネメシスの両勢力を滅ぼすために活動することとなる。

全てを思い出したセーレはこれを隠してメインフレームに帰還、ジーンは死亡したとディアンに報告した。

ディアンはティフォンとシクサールのデータがネメシスに渡らなかっただけ良しと考え、それどころか帰還前に襲撃してきたネメシスの混沌の器を相手に善戦した功績を讃えられ、対ネメシス用の最終兵器「終焉の蒼剣グランタクト」を褒美として渡される。

敵の力を吸収するこの剣を手にしたセーレは、まずは混沌の器の力を奪い自身を強化してからネメシスとメインフレームを滅ぼすことを画策し、部屋を後にした。

部屋を後にしたセーレは高速移動艇「ゆりかご」のある部屋へと来たが、自分の中にジーンがいることがメインフレームに露見するのを嫌い、最古用の回復装置を使ったログが発見され、全天の支配者シエルに問い質される。

ここでセーレはメインフレームへ宣戦布告し、戦闘の混乱に乗じて「ゆりかご」を使って脱走した。

・・・一応フォローしておくと、セーレやジーンを作ったのはディアンの独断であり、メインフレームの総意ではなかった。しかし、彼女の憎悪はそういったことではなく、メインフレームとネメシスの戦争そのものに向いている。

ストゥムのストーリー

メインフレームを脱走したセーレはネメシス陣営に捕捉され、メインフレームとの全面戦争の邪魔になると考えたネメシス陣営によってセーレを排除するために自ら名乗り出た埋葬者ストゥムを派遣される。

セーレを食らえばさらに強くなれると確信したストゥムは多数の下級ネメシスたちを引き連れ、セーレの前に現れる。

「小手調べ」として差し向けられた下級ネメシスを一閃した後、ストゥムとの戦闘が始まった。

最初こそ激しい攻撃を躱し続けていたものの、疲労による鈍りを見透かされとうとう左腕と右脚を切断されてしまう。

絶体絶命かと思えたが、右脚を切断された際に彼に喰らわせた一撃によってグランタクトが彼の力を吸収し力関係が逆転。

著しく損傷した身体も再生し、以降も繰り出される攻撃を受け止めつつ、最後にはグランタクトの力により『最凶の矛』とまで呼ばれたストゥムを打ち破った。

こうして討ち倒した大量のネメシスとストゥムの力を吸収したセーレはメインフレームへの侵攻を決めるのであった。

ディアンのストーリー

ストゥムの死をきっかけに混沌の器陣営はメインフレームとの最終決戦を決め、メインフレームの本拠地「フォノ・ゼニス」へと侵攻を開始する。

フォノ・ゼニスがネメシスに包囲され、防衛戦の中セーレはゆりかごでフォノ・ゼニスへと到着する。

セーレはシエルを行動不能にし、一人でディアンの元へと突き進む。

ディアンと相対したセーレはグランタクトを基に開発した兵器「グランタクト・カドゥケウス」を持つディアンと交戦し、撃破した

・・・かに思えたがディアンはメインフレームの中枢ユニットと融合し、さらなるパワーアップを果たした。

このディアンに辛くも勝利したセーレだったが、中枢ユニットと融合したディアンを滅ぼすこと、それはメタヴァースそのものの滅亡を意味していた・・・。

ネルガルのストーリー

ディアンを倒したセーレだったが、これにより中枢ユニットは暴走し、メタヴァースの滅亡が目前に迫っていた。

事態を知ってやってきた混沌の器とメインフレームは協議の結果、最古と混沌の器が持つリソースを還元し、破損した中枢を補完することでシステムを強制的に再構築することで暴走を食い止めるという結論に至った。

続々と中枢ユニットの中に飛び込んでいく混沌の器と最古達、そして双方の力を吸収した彼女もまた暴走するユニットの中に飛び込む。

目が覚めた時セーレは緑と青空の広がる世界にいた。

ネメシスとメインフレームが共に手を取り合ったことで生まれた世界をセーレは駆けていくのであった。

後日談

その後セーレは、突如出現した光の塔の調査へと向かう。

セーレはそれを見て外の世界へとつながる転送ゲートであると結論付けた。

しかし、その光の塔はかつてのメインフレームの忘れ形見「巨神ベルゲルミル」が守護していた。

セーレが目にしたのは外の世界を目指す集団「レコンキスタ」を一方的に虐殺するベルゲルミルの姿であった。

虐殺を止めるために割って入るセーレをベルゲルミルは敵と判断し、セーレに襲い掛かる。

ネメシスと最古が手を取り合って生まれた世界、大陸エマーグにおいても変わらず憎み合い、争いを続ける人間に失望したベルゲルミル。

争いは無くせずとも、ヒトの可能性を信じる続けるセーレ。

両者の戦いは続き、セーレは辛くも勝利を収める。

ベルゲルミルと分かり合ったセーレは転送ゲートの起動条件を書き換え、未来の人類に外の世界への帰還を託すのであった。

やがて長い時を経てセーレのグランタクトはゼーレタクトとして神話教国に受け継がれる。

セーレの意志を受け継ぐ少女・セラフィナ・ヴィス・アニマートの物語へと続いていく・・・。

ラトーナのストーリー

PARADISEにてセーレの伯母(母親の姉に当たる)ラトーナ・ヘイズが登場。

かつては両親と、下宿人のラトーナと共に地上の「中枢都市」で暮らしていた。

伯母にいきなり飛びかかってヒーローごっこをせびるなど、相当お転婆な性格だったようだ。

また、EPISODE11ではラトーナの姉に当たる「アスティア」という人物の名前が出ている。

EPISODE2の記述の通り、ラトーナの姉...アスティアはセーレの実の母ということになる。

対応楽曲

ヴンダーカンマー - 麹町養蚕館

余談

上記のように、メタヴァースレーベルのストーリーにおいて重要なポジションにいる人物であり、ゼーリッシュタクトレーベルにおけるキーアイテム「ゼーレタクト」の本来の所持者は彼女である模様。

また、このストーリーに関連して発売されたCDのパッケージに描かれているが、そのポーズはシズマ・クロサキの立ち絵に酷似していることが指摘されており、上記のストーリーを踏まえると意図的に似せて描かれていると思われる。

Arcaea』のCHUNITHMコラボイベントでは期間限定パートナーとして登場した。

関連タグ

CHUNITHM

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