曖昧さ回避
- 『CHUNITHM』のキャラクター。本項で記述。
- パズドラのキャラクター。
- アークナイツのキャラクター⇒ティフォン(アークナイツ)
概要
「神祖が神去りし後、メタヴァースを繁栄へ導くために顕現した12柱。それが『最古(オリジン)』だ」
エクレールが去った後のメタヴァースを統治していた12柱「最古(オリジン)」の1人。
統制主ティフォン。現在もメインフレームの最上位管理者として君臨している。
STAR Ep.IVマップ1、つまりSTAR PLUSで最初に登場したキャラクター。現在では該当マップが削除されている為、CARD MAKERでの復刻待ち状態。
恒例のゲージブースト系スキル「ゲージブースト・スタープラス」を初期装備している。
また、RANK10以上で専用スキル「絶望の風」を入手でき、装備すると「ティフォン/アトモスフォール」へ名前とイラストが変化する。
課題曲は「BlazinG AIR」。「第四回 天下一音ゲ祭 全国頂上決戦」優勝者のエキシビション曲として公開されたのが初出(本配信時と譜面が一部異なっている)。
レベルは下から3、6、10、13となっているが、これは何の偶然かエクレールの担当曲「We Gonna Journey」と全く一緒……だったが、AMAZONでウィゴナのEXPERT譜面がレベル11に昇格した為、現在は一緒ではない。
名前の由来はギリシャ神話の怪物テュポーンの別名「ティフォン」だろうか。また、英語で台風を意味する「タイフーン(Typhoon)」はフランス語では「ティフォン(Typhon)」と発音し、同じくフランス語で稲妻を意味するエクレール=雷神と対になる風神を表しているのだと思われる。
ルドラティックフォーム
2020年6月25日から9月2日まで開催していた「第4弾オリジナルグッズプレゼントキャンペーン」で8月6日から交換できた別キャラクター扱いのイラスト。
他のキャンペーンキャラ同様、一貫して専用スキル「ディヴァインストーム」を持っている。
MIR三姉妹を迎え撃つべく、彼もまた進化を遂げたのだろうか?
活躍
AIR PLUS〜STAR PLUSシリーズに渡って登場する重要人物であり、内容も膨大なため3つの時系列に分けて解説する。
ティアマットのストーリー
初登場。ティアマットの圧倒的な攻撃を凌ぎ切れず一時撤退するも、「マルドゥクプラン」を発動。しかしこの作戦はティアマットを倒しきれないどころか更なる進化を招いてしまった。防衛プログラムは次々と倒されていくが、ティフォンは前線に現れない。
その後、ティアマットがメインフレームの中枢を破壊しようとしたところでやっと登場。というのも、「マルドゥクプラン」とは破損した大量のプログラムを吸収し、自らの手でティアマットを屠るという余りにも身勝手な作戦だったのだ。
ティアマットを破壊する事には成功したが、「最古」の1柱キスククがティアマットの攻撃によって修復不可能まで損傷し、ティフォンも機能を30%まで低下させてしまった。そこでティフォンは勝手にキスククを取り込み、修復の糧とする決断を下す。無慈悲だがメタヴァースの安定の為には正しい判断であり、最古2人分の力を持ったティフォンはこれ以降、更に強大な権限を行使するようになる。
ティフォン、シェリルのストーリー
その後、ティフォンはティアマットを産み出した人類に興味を抱き、特に『進化』というシステムに着目。メタヴァースを、ティフォンそのものを進化させるため、データと人間を無理矢理融合させる実験を始めた。レナ、シェリル、ベアの「MIRシリーズ」の三姉妹は、この実験で誕生した『進化するプログラム』である。
この非人道的な実験は当然他の「最古」から反発され、反ティフォン派は革命を起こそうとするも失敗。ほとんどの「最古」はティフォンに服従したが、比較的中立の立場だったオールドブルーとワイズマンはメインフレームから逃亡。ティフォンは彼らを「追放者(エグザイル)」と呼び、特別な「処刑人(エクスキューショナー)」プログラムであるリヒトシュッツェを討伐に遣わした。
追放者を発見したMIR三姉妹に謁見を求められたティフォン。自らの実験で生まれたプログラムが活躍した事に大いに満足する彼だったが、三姉妹はオールドブルーとワイズマンに「自分たちは人間を犠牲にしたプログラムで、寿命がある」という事実を教えられていたのだ。その事を聞いたティフォンは憤慨し、戦闘に特化した「最古」の1柱、ゲーティアに三姉妹の抹殺を要求した。
しかしゲーティアは一度逃亡を許すどころか、三姉妹の必殺技「トリニティヴァーテックス」とオールドブルーによる想定外の助力を受け二度も撤退。ティフォンは彼を塵も残さず吸収し、三姉妹の破壊命令を正式に公布した。
ベアのストーリー
オールドブルーや哲学主ジェフティ、裁定者セラフィータら「最古」たちの助力を得ながら、三姉妹はティフォンの待つメインフレーム最奥部までやって来た。自分を倒したからといって世界は破滅するだけだと言うティフォンと、反論する三姉妹。そこに物理法則を司る「最古」シクサールが現れた。「ティフォン様が出るまでもありません」と言うシクサールだったが、ティフォンは彼の胸を貫いた。シクサールを吸収し、合わせて「最古」3柱分の力を手に入れたティフォンは、自ら決戦を始める。
圧倒的な強さを見せ付けるティフォンに、「トリニティヴァーテックス」を連発して何度も挑み続ける三姉妹。最初は余裕だったティフォンだったが、死闘の中でも成長し、ティフォンの「コズミックノヴァ」も弾き返す事ができるようになってしまった三姉妹に激怒。メインフレームの全動力を乗せた「滅亡の風」で、三姉妹を瀕死の状態まで追い詰める。
しかし、三姉妹は「三人で自由と未来を掴み取る」決意と共に覚醒。「レディアントヴァーテックス」の攻撃は神の防壁を突き壊し、ティフォンを崩壊させた。
「偽りの王」と、かつてティアマットに言われたのと同じ言葉を投げ掛けられるティフォン。それを憎々しく思い、嗤いながら消滅していった。
しかし、メインフレームと直結していたティフォンの消滅により、メインフレームの機能は大幅に低下。『混沌の器』を中心としたネメシスプログラム達に苦戦を強いられ、ティフォンと同じ過ちを冒す事になる。