恵(竜とそばかすの姫)
けい
アニメーション映画『竜とそばかすの姫』の登場人物。
※ネタバレ注意※
ー助ける!?助ける!?助ける!?何も知らないくせに!!
助ける!?助ける!?助ける!?口先だけなら何だって言える!!
なのに助ける!?助ける!?助ける!?「あなたたちを助けたいの」、「あなたたちの力になりたいの」!?
助ける!?助ける!?助ける!?哀れんで泣く!!同情で泣く!!
でも、結局変わらない!!!ー
CV:佐藤健
概要
母親を亡くし父、弟の知と暮らしているが、その父親から知と共に虐待を受けていた。
竜の背中にある無数の痣はその父親から知を庇って殴られた際につけられたものである。
その上何度も「助ける」と言われてもその約束が守られることはなかったらしく、そのせいか誰にも心を開かなくなってしまい、正体を突き止めたBelleことすずから「助けてあげる」と言われてもそれを信じることなく一方的にTV通話を切ってしまった。
小説版では、暴力はもちろんだが酷い暴言も沢山浴びせられており、その時の心の傷がAsの痣を醜くさせているらしい。
虐待の様子がライブ中継にてネットで流された際、すず以外にも冷やかし目的で見ていた者がおり、恵の台詞から過去にこういった経験を経ているらしく、それが彼の人間不信を酷くさせていた。
しかしすずが正体を晒してライブを開催したことで、ベル=すずであることを悟り、彼女を信用する。
後日、居場所を突き止め自宅近くへ急行したすずと対面し、彼女が殴りかかろうとした父親を退けると、すずに対して「大好きだよ、ベル」と告げて知と共に3人で抱き合った。