キャラクター
第2巻から登場。「CODE:BREAKER」のコード:04。
美形で、バレンタインデーには女子から大量のチョコを貰っている。
語尾がカタカナなのが特徴。
飄々とどこか軽いノリの持ち主で、真顔で嘘を言ったり、誰かれ構わず抱きついたりする。
だが、非常に残酷な性格も併せ持っており、自らの悪人殺しを悪を倒すための正義と言っている。
綺麗事を何よりも嫌っており、桜の理論に嫌悪感を覚えることも。
何より冷徹になりきれない大神が気に入らず、何かと突っかかる。
だが、ある意味良識を持った人物であり遊騎の奇行にツッコミを入れることも。
日本でもトップクラスの名門校に通うほどの頭脳明晰の秀才で、異能を使った様々な戦術を編み出せる。煙草を吸うなどの不良少年。だが、虹次との戦いで勝つまでたばこは吸わないと決意した。
姉である寧々音を殺害した虹次を憎んでおり、彼を倒すためにガウスキャノンを連発している。しかし、実は虹次が寧々音を殺害したのではないという事実を知るが、負の連鎖を断ち切ろうと自らすべての罪をかぶる彼を尊敬するようになる。
異能以外にも二丁拳銃を扱うことができ、その腕は達人級。
視力は片目だけ8.0あり、遠くのものを見るときは眼帯をする。だが、立体視ができなくなる。
藤原内閣総理大臣の実の息子である。
決め台詞は「目には目を、歯には歯を、悪には正義の鉄槌を」
異能
異能は「磁力」。磁力を自在に発生・操作する能力。
電子機器の探知や破壊も可能で、金属に作用させ攻撃する。鉛は反磁性体であるため銃弾を跳ね返すこともできる。
金属類の変形もでき、異能を使って鉄壁のセキュリティシステムの破壊や扉の変形などもお手のものである。
また、磁力で汞(水銀)を操ることで、武器として使用する。
渋谷との修行で引力の最強攻撃「ガウスキャノン」を会得した。だが、これは腕に非常に負担がかかるため、片腕一回ずつしか使えない。
「ニュートンの揺り籠」からヒントを得て、ガウス加速器の原理を利用している。
元々は異能を持っていなかったが、姉である寧々音から異能を半分分け与えられたとされていた。
本当は「エデンのジョーカー」と称されるほどの異能量の持ち主で、あまりの強さに生まれた際、病院の全ての電子器具を破壊したほど。
その異能の大半を「パンドラの箱」に封じ込まれた。
大神の左腕狩りの際にその力を使い、大神を殺させるためパンドラの箱を開けるように迫り、寧々音を使い脅されパンドラの箱を開けてしまう。
その時に少しの力でガウスキャノン並の威力を生めるほどの異能量を手に入れる。
異能をロストすると子供の姿になる。