札幌市営バス
さっぽろしえいばす
札幌市交通局が運営していた公営バス事業のこと。
概要
1930年に事業を開始。最盛期には市内各方面へ多数の路線を伸ばしていたが、利用客減少による赤字経営が続き、改善の見込みも立たないため2001年にバス事業からの撤退を表明。2003年と2004年にJR北海道バス、じょうてつ、北海道中央バスへ事業を譲渡し、バス事業を廃止した。
なお廃止後も地下鉄との乗継割引制度は残され、毎月5日と20日のさわやかノーカーデーのみ発売するエコキップも2010年11月の廃止まで旧市営バス路線で使用することが出来た。
営業所
- 新川(北区新川)
- 東(東区東苗穂)
- 琴似(西区二十四軒)
- 藻岩(南区真駒内)
- 白石(白石区川北)
- 厚別支所(厚別区厚別東)
車両
公営バスらしく国内ディーゼル商用車大手4社から購入していた。
1950年代から60年代にかけて大刀豊のイズムを取り入れたセミステンレスボディのバスや試験導入のみとなってしまった寝台バスなど特徴的な車両を使用していた。