終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?
しゅうまつなにしてますかもういちどだけあえますか
『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?』とは角川スニーカー文庫より刊行されている作品で、『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』の続編である。
概要
作者は枯野瑛。イラスト担当はue。
略称は「終末も」「すかもか」など。
『終末なにしてますか?』シリーズの第2部に当たり、前作の5年後が舞台。
前作における幼体妖精たちが成長し、主人公となっている。
2016年4月から2021年7月にかけて、全11巻刊行されている。
あらすじ
人間の滅びた世界。
獣が浮遊大陸群に現れ、コリナディルーチェで死闘が繰り広げられてから五年が過ぎた。
獣に浸食された三十九番浮遊島が、三十八番浮遊島と接触するという。人々がライエルの街を捨てて逃げていく中、堕鬼種(インプ)の青年位官・フェオドール・ジェスマンは滅びゆく世界を眺めていた。
そんなある日、彼は先輩に憧れる黄金妖精(レプラカーン)と出会う。しばらく声を交わした後、若草色の髪をした黄金妖精はこう言った。
「わたしのことは、忘れてくれると嬉しいかな」
後日、フェオドールはとある任務を命じられる。第二師団より派遣された四名の上等兵相当兵を監督せよ、と。