ルーシー・セイランド
るーしーせいらんど
『英雄伝説』の軌跡シリーズに登場するキャラクター。
概要
レミフェリア公国の出身で、大陸随一の医療機器メーカーセイランド社の創業者の家系に位置する。
ジェニス王立学園に留学していた時期もあり、後のリベール王太女クローディア・フォン・アウスレーゼの先輩にもなる。当時は生徒会の副会長を務め、生徒会長のレクター・アランドールには振り回されていたが、捕まえては力尽くで言う事を聞かせる仲だった。
後のシリーズでも彼女の親戚に当たるセイランド教授が登場するほか、閃Ⅳで本人も登場するなどちょくちょく出番がある。
卒業後もクローゼとは交流が続き、王太女とレミフェリア公国の大公秘書ではなく学生時代のフランクな間柄のままである。
レクターとの関係
在学時からレクターの奔放さには頭を悩ませており、殴りたい相手として真っ先にレクターが思い浮かぶほどにその奔放さに手を焼いていた。
しかし、その奔放さに惹かれていたのか……レクターが突然退学した事は寂しさを禁じ得ず、帝国軍情報局として活動しているレクターと再会した際には殴るどころか、しがみついて何度も泣いてしまった。
以後も危険な仕事ばかりをするレクターを気に掛けており、終戦後にあった際には照れるそぶりを見せていた。
そして、遂にクローゼと共にかねてから企画していた同窓会にレクターを連行する事に成功した。
飛び抜けた美貌で学生時代は人気が高かった彼女の思い人が、全く逆の性格の迷惑行為の常習犯の生徒会長などとは誰も予想し得なかっただろう。
