血の君主モーグ
ちのくんしゅもーぐ
外見
彼の姿は忌み王モーゴットと酷似しているが、服装は「血の君主」に違わぬ壮麗で司祭のようなものとなっている。
人物
ミケラを神とし、自らはその伴侶として王となる為に地下世界に「モーグウィン王朝」を築き暗躍していた。円卓も彼の居場所を把握しできていなかった。
戦闘能力
血の君主という名前の通り、彼は血を操るデミゴッドである。頭上に出現させた魔法陣を介して「姿なき母」と呼ばれる存在から燃える血を取り出し、それを武器とする。三叉の槍を操り、範囲の広い重い攻撃を繰り出す。また、体力が減るたびに「トレス」「デュオ」「ウーヌス」(ラテン語で3・2・1の意)と詠唱し、プレイヤーキャラの周囲に輪のような紋章を重ねていく。
体力が半分以下になると、槍を「姿なき母」に向けて刺し、「ニーヒル!」(ラテン語で0)と3度唱える。するとプレイヤーへ不可避の出血ダメージを与え、モーグは体力を回復する。
この攻撃は聖杯瓶の連続使用で耐えられるが、回数の消耗により後の戦闘で非常に不利となる。
詠唱後は背に黒い翼を生やし、空を舞いながら血炎を投げてくるなど攻撃パターンが増える。
血炎は、被弾すれば通常ダメージ+スリップダメージがあるうえ、被弾しなかった血炎も着弾個所に一定時間着弾点に残りダメージを与えてくるため、詠唱で聖杯瓶を消耗しているとかなり苦戦を強いられることになる。
実は強制出血はとあるアイテムを霊薬に配合することにより大幅に軽減することができる。
血の君主に挑む褪せ人は、アルター高原を探索してみるといいだろう。
余談
上記したラテン語でのカウントダウンと「ニーヒル!」と三度ハイテンションで繰り返す様は、一部で「催眠音声」などと呼ばれている。「ニーヒル♡ニーヒル♡ニーヒル♡」
彼はミケラを自身の伴侶にしようとしているが、ミケラは男であり、彼の弟である。永遠に幼い神である彼を誘拐し、卵の様な殻の中に幽閉していた。