スーパーチャクチ
すーぱーちゃくち
概要
スーパーチャクチとは、スプラトゥーン2に登場するスペシャルウエポンの一種である。
発動するとその場で高く飛び上がり、その後の急降下で着地すると着地点に爆発が発生する。
近付かれた際のカウンターとして有効なスペシャル…のはずだった。
詳細
発動すると垂直にジャンプして力を溜め、着地と同時に足元にインクの爆発を起こす。
実は発動はスーパージャンプ中でも可能。
高低差があるところで発動すると、確殺範囲が広がる。
発動と同時に自分を中心に爆発するエリアを示す半円状のマーカーが表示され、その約1.3秒後に着地し爆発が起こる。マーカーは敵・味方双方から視認可能。
なお、このエリアは確殺ダメージ範囲を表しており、ダメージそのものが発生する範囲はもっと広い。
逆にマーカー外側にも爆風は発生するので、クイックボムやブラスターの爆発が絡むと非常に凶悪。
また、実はダメージが発生する範囲は球体状になっている。
そのため範囲内であれば、着地点と高低差がある敵にもダメージを与えられる。
ただし、着地点と敵との間に壁やオブジェクトなどが入るとダメージが遮られてしまう。
ジャンプ後、頂点から降下を開始するとアーマーを纏ったような状態となり無敵となる。
そのため、かつては敵に強引に近づいてインファイトし、放ってさえしまえばほぼ確実に倒せると雷神ステップやカーリングボムと非常に相性が良かった。
アサリやガチアサリを所持した状態で発動すると爆発と同時にそれらが散らばってしまうため、拾い直さなければならない。
しかし…
そんな「撃たれたら逃げるしかない」スペシャルにも暗黒時代がやってくる。
元からの短所は、
・近づけないと意味がない
・効果時間と範囲のせいで打開に全く役立たない
等があったのだが、その上、3.0.0アップデートで「スーパーチャクチを使用して降下が始まる直前のプレイヤーに対して攻撃するとき、ダメージを与えられるかどうかが通信の状態によって変化していましたが、変化しないようにしました。」という下方修正が追加。
つまり事実上「上昇後は下降開始まで無防備」となってしまった。
これにより「チャクチ狩り」という技術が出回り始めた。
これは、「上昇した後、下降するまでの間で、空中で倒す」という技術である。
これによりスーパーチャクチは大幅に弱体化され、最弱スペシャルとも呼ばれることになったのだが…
それでも活躍の場はある
しかし、これ以降は上方修正が続けられる。
修正を列挙すると、
・着地時の塗り範囲拡大
・塗りの隙間減少
・チャクチ狩りをされた際のゲージ減少量が減少
・遠くても爆風に巻き込めれば敵側のバブルランチャーの泡一撃消滅
・同様に味方の泡は一撃爆発
・シェルター系統へのダメージ増加
・イカスフィアへのダメージ2.5倍
・ナイスダマのアーマーへのダメージ7.5倍(事実上一撃破壊)
・イカスフィアへのダメージ2.4倍
・上空への爆発ダメージ追加(爆風が円柱状に発生する)
・イカスフィアへのダメージが+21%(事実上一撃破壊)
と、とんでもない量の強化をもらっている。
このため、元からあった仕様と合わせて、
・インクアーマー付きの敵は瀕死レベルまで追い込む
・爆風内のボム全消滅
・ウルトラハンコ貫通*:
・バブルランチャー一撃消滅or味方のものは一撃爆破
・ジェットパックを撃ち落とせる
・ナイスダマのアーマー一撃破壊
・イカスフィア一撃破壊
と、最早対スペシャル兵器と化している。
それにより活躍の場も広がり、バブルランチャーとのコラボや敵側のエリア制圧の妨害など、最弱スペシャルとは次第に呼ばれなくなっていった。
それに元から長所もあり、
・即効性がある上ガージが一瞬で空になるので回転率が高い
・ホコバリアに至近距離爆風を当てればメイン数発で割れる
・チャクチ狩りを狙うプレイヤーにより一瞬だけヘイトが集まる
・アサリバリア前やホコゴール前では敵を大量に釣れる
・混戦状態で撃てば対処されにくい
・そもそも近づかれる前に威嚇・足場確保として打てばいい
・そもそもチャクチを狩れないCBA帯であれば依然脅威
・サーモンランではチャクチを狩る敵がいない
などと、使いどころによっては文字通り戦況をひっくり返す力を持つスペシャルである。
使いどころは慎重に見極めよう。