キャナル=ヴォルフィード
きゃなるぼるふぃーど
概要
設定
彼女は、何でも屋であるケイン=ブルーリバー所有の『ソードブレイカー』に搭載されたAI『ヴォルフィード』である。
『ソードブレイカー』は外見こそ古びた中古船だが、中身は超古代の技術の粋が集められた超高性能船である。
姿について
少女の姿をとっているが、別に少女の姿に固定されている訳ではない。単なるホログラムである。
現に、アニメ・コミック版では今のマスターのケイン=ブルーリバーの前のマスターである祖母のアリシアの前では大人の女性の姿を取っていた。
今、少女の姿を取っているのは『マスターの趣味』だと思いこんでいるためである。別に彼女の趣味ではない。
(ケインにソードブレイカーが受け継がれた時、心を開かないケインが初めて笑顔を向けたのが少女の姿をとったときだったため。ケインは、今までの大人の姿とのギャップに思わず吹いただけである。)
原作ではアリシアと接触するために選んだ女性の姿を今も取り続けている。
なお、ホログラムなので船外に姿を写す事はできない。アニメ版は、一定距離に映像を転送することができたが、やはり遠距離には届かない。圏外と表現されている。 携帯電話?
名前について
当時まだ幼い少女だったアリシアと接触をするためにヴォルフィードの製作スタッフの中の女性の一人を映像として選んだが、
選んだ女性の名前は非常に長くて覚えにくいため、伝説の中で魔王を魔王自身の武器で滅ぼした天使の名前『キャナル』を名乗った。
性格
一言で言えば、超人間臭い。
そして、気まぐれで我がままである。
また、非常に演出派である。
ホログラムなので、他の搭乗員と一緒にモニターを見なくても情報は見えているし(むしろ彼女が見た後に他の搭乗員が見ていると言っても良い)本を読む必要もない。そもそもホログラムに視力はない。
しかし、彼女はホログラム自身がその場にいる人間のように振舞う。
これは、他の搭乗員のためではない。自分自身の趣味である。(実際、誰も見ていない留守番の時にもホログラムをそのように扱っている)
趣味はハッキング
浪費癖について
兵器というものは、桁違いに高額な買い物である。
それは、当時の技術の結晶なのだから当然である。その分性能も良い。
その性能差が、生死を分けることもあるだろう。
……彼女に、その心配は不要である。
超古代の高性能宇宙船である彼女から見れば、現代技術など子供の工作のようなレベルだからだ。
しかし、彼女はカッコイイ近代兵器をほしがる。
マスターの貯金を勝手にいじってでも、マスターに生命維持装置を止めると脅してでも欲しがるのだ。
人間の女性が、ファッションのためにブランドバックやアクセサリーを欲しがって着飾るのと同じ意味合いである。
兵器というものは、桁違いに高額な買い物である。
大切なことだから二度言いました。