ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

デザートイーグルの編集履歴

2012-04-12 22:37:45 バージョン

デザートイーグル

でざーといーぐる

IMI社(現在はIWI社)が生産する、超威力と実用性をぎりぎりのレベルで共存させたハンドガン。 狩猟用で開発されたと陰口が叩かれるほど規格外の威力だが、当然軍用に開発されている。実際、フィクションでの表現ほど大げさなものでもなく、あくまでハンドガン。

開発経緯

以前は、堅牢な強度を持つリボルバー向けに作られていたマグナム弾を発射することが出来る自動拳銃を制作しようというコンセプトを掲げ、アメリカのマグナムリサーチ社と、イスラエルIMI社が生産、改修を行った。というのは表向きの理由で、おそらくは「世界最大口径の自動拳銃作ろうぜ!」という勢いで作られたであろう拳銃。実際、現在でも実用的で大口径、一般でも手に入れることの出来るものとしては最高の威力を誇っている。

開発当時は、その威力の高さから「ハンドキャノン」のあだ名で有名だった。


運用状況

軍用に開発され他であろうこの拳銃だが、実際は民間でマニアが購入することのほうが多いようで、また、一部の地域では狩猟用として用いられることもあるらしい。扱いはそれなりに難しく、メンテナンスも手間である為、公的機関でも採用されていないようだ。

しかし、そのわかりやすいキャラクター性から、フィクション作品に頻繁に登場し、常に強力なアームウェポンとして描かれる。しかし、実際は正しい射撃姿勢を身につけてさえいれば女性などの非力な人間が撃っても、反動で怪我をするようなことはない。

イスラエルでは軍による正式採用拳銃として示唆していたようだが、採用には至らなかった。実際に同じイスラエル製のジュリコ941、他国で採用実績のあるグロックハイパワーを採用しているようだ

何を撃つつもりなんだろうか。


性能

口径12.7mm
仕様弾薬.50AE弾
装弾数7+1
全長269mm
重量2053g
有効射程80m

※wikipediaから.50AE仕様の概値


その非常に大きな口径は言わずもがな高い貫通力や打撃力を備え、単純な殺傷力は非常に高い。また、サブマシンガン並みの重量から、反動は射手に大きな負担をかけるものではない。銃身長にバリエーションがあり6インチ、10インチ、14インチが存在している(14インチモデルは現在は生産中止)。ため、長銃身のモデルを選べば命中精度も向上する。加えて、バレルの上に20mmレイルが搭載されているため、ダットサイトなどのパーツを装着可能。フィクションでの表現とうってかわって優等生なのである。

使用弾は.357マグナム弾や.41マグナム弾、.44マグナム弾、.41AE弾、.50AE弾、.440CE弾とどれも強力な弾である。

作動メカニズムの関係からバレルがフレームに固定されているため命中精度は実は良好。

また社外オプションとしてストックや長いレールの付いたカービン化キットがドイツのゾンマー&オッケンフス社より販売された。(現在のハンドガンカービンの先進ともいえる)

コッキングを容易にするためにスライドにハンドルが装着されている。

ちなみに、貫通力はレベルⅡのボディアーマーを貫通できるとアサルトライフルの弾丸とも肩を並べ、軍用に用いられるレベルⅢのボディアーマーを着ていようと着弾の衝撃により内蔵を傷つける恐れがある。

ポリゴナルライフリングという溝ではなく内側を多角形が貫いたような銃身を持ち、強度の向上に努めているが、傷に弱いので金属ブラシで磨くのは推奨されていない。また、鉛の弾頭は銃身に汚れが付着しやすいため仕様を禁止している。少しだけ繊細なようでもある。(ポリゴナルライフリングを採用した他の銃も同様だが)

デザートイーグル②

余談だが、特注モデルとして金色が存在していたが、あまりにも注文が多かったために通常モデルとしてカタログに載るようになった。


さて、.50AE弾の威力はというと・・・


反動は・・・

こんなことが出来れば、もう何も怖くない

               ↓


・・・油断は禁物ですね。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました